特集「今」を乗り越える

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緊急事態宣言が解除され、学校再開など少しずつ日常が戻ってきました。
でもマスクの着用や外出自粛など、私たちの生活にまだまだ制限はあります。
今、私たちにできることは新しい暮らしを受け入れながら前へ進むこと。
進んだ先には、きっと明るい未来が待っています。

■助け合い、支え合い 今こそみんなでがんばろう
市民の皆さん、大変なご苦労やご不便のある中ウイルス感染予防にご協力いただきありがとうございます。
当市では、これまでに特別定額給付金や子育て世帯への臨時給付金をはじめとする緊急経済対策を円滑に進めてきたほか、支援策などをまとめたチラシの全戸配布、事業者支援としてさまざまな事業を新設するなど、感染症対策や市民生活の維持に努めてまいりました。6月の補正予算では、コロナ対策第2弾として、緊急性の高い事業(総額10億9,156万円)を補正措置しました。できるだけ多くの方に支援を届けたいという思いから、新たな取り組みとして、小規模事業者・農林水産事業者や子育て世代を支援する給付金支給などを行うこととしています。
これまで地域の方々からマスクの寄贈など、たくさんのあたたかいご支援をいただきました。改めて「助け合う」「支え合う」ことの大切さを実感しているところであります。見えない敵、ウイルスとの戦いはまだまだ続くかもしれません。「がんばろう西条!」を合言葉に、皆さんで手を取り合って、この苦難を乗り超えましょう!
西条市長 玉井敏久

■コロナに負けんよ。勝たないかん
臨時休業やイベント中止。困難を乗り越え、それぞれが大きな1歩を踏み出しています。

▽地域に明かりを灯(とも)す活動を
飲食店の休業などで、売り上げが減り、4月・5月はとてもきつかったですね。でも普段と変わらず、できる仕事をきちんとやろうと心掛けました。少しずつですが、経営状態も回復しています。
昨年から始めた夏祭り「ふりむけば壬生川」の委員長を務めています。イベント中止が相次ぐ中で、今年開催するかメンバーと議論を重ねました。でも僕たちがやらなければ、全て終わりという意見もあり、開催を決意。祭りの目的は地域に明かりを灯し、活性化すること。やり方はWEBとか、いろいろあると思うんです。限られた範囲で、できることを考えて祭りを、そして地域を少しでも盛り上げたいですね。
(株)むらかみ(小売り)
村上陽一郎(よういちろう)さん

▽ニーズに合わせた活動支援
市民団体の活動サポートをしています。コロナの影響で、皆さんの状況を把握するのは難しく、私たちも何をすればいいか分からない状態でした。そこで状況やニーズを把握するため、アンケートを実施。その結果と問い合わせ内容などをヒントに、まずはWEB会議のセミナーを実施することにしました。団体さんたちの不安をなるべく減らせるよう、助成金情報や他団体の活動状況などを頻繁に発信するようにもしています。今後、団体の活動内容を動画にまとめて紹介することも考えています。日常を取り戻すためには、がんばりすぎないこと。皆さんが1人で悩まず、ゴールや目的に到達できるよう、サポートを続けたいですね。
NPO法人西条まちづくり応援団(NPO)
戸田聖子(せいこ)さん

▽周りの応援が自分や会社の支えに
今までにない空いた店内と売り上げ。店や従業員を守るため、多くの支援策を活用し、特にテイクアウトに力を入れました。企業などへの呼び掛けや広告宣伝など、早めに対策したおかげで、多くの方が利用してくれ、さらにSNSで拡散もしてくれました。反響も大きく、新しいお客さんも増えたと思います。
個人としては生活のためにも、資格を取り、別の仕事を掛け持ちするなど、大変な時期もありました。でもこんな期間を支えてくれたのは、常連客や同業者など。「がんばれよ」とか、励ましの言葉にはすごく助けられましたね。改めて、周りの支えがあって活動できていることを実感しました。
(株)つじ丸(飲食)
曽我部数也(かずや)さん

▽農作物でみんなに笑顔を届ける
農業生産や販売などを行う中で特に大変だったのが周ちゃん広場のカフェの経営。不安はありましたが、開店を続けました。手を止めたら、農作物を作ってくれる皆さんが苦しむと思ったんですよね。農家さんあっての僕らですから、テイクアウト商品を増やしたり、感染予防を徹底したりなど工夫しました。あとは「皆さんにおいしい農作物を食べてもらいたい」という気持ちが仕事の支えとなっていました。
限られた出店でしたが、キッチンカーでの移動販売も行い、同業者同士みんなでがんばろうと、より一層絆が深まったような気がします。こういう時だからこそ、地域や人の連携はすごく大切だと感じましたね。
(株)PENTA FARM(農業)
山内政志(まさし)さん