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■インフォデミック
クラスター、テレワーク、ソーシャルディスタンス、パンデミックなど、新型コロナウイルス関連のニュースでいろいろなカタカナ言葉が使われていますが、その中のひとつにインフォデミックがあります。「インフォメーション(情報)」と「エピデミック(流行)」を組み合わせた新語で、デマや不確かな情報が急激に拡散する状態のことをいいます。
ウイルスは目に見えませんし、治療方法も確立していません。分からないことが多いため、私たちは不安や恐怖を感じ、いろいろな情報に振り回されてしまいます。そのような状況では、普段なら信じられないようなデマにも簡単にだまされてしまいます。トイレットペーパーの買い占めが起きたのもSNSのデマ投稿が発端でした。
怖いのは、ウイルス感染に関わる人や対象を遠ざけたり差別するなど、社会的な分断が進むことです。実際に、特定の人や地域・職業などに対しての差別や偏見が問題になりました。
日本赤十字社のウェブページに「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう〜負のスパイラルを断ち切るために〜」という特集記事があります(5月末現在)。
感染症の3つの顔として、(1)病気そのもの(2)不安と恐れ(3)嫌悪・偏見・差別をあげています。どのように感染症が不安をかき立て、それが嫌悪・偏見・差別に結びつくかを分かりやすく説明してあります。
そして、負のスパイラルを断ち切るには、デマや不確かな情報に振り回されないために「気づく力」「聴く力」「自分を高める力」が必要であり、差別や偏見を防ぐには「ねぎらい」と「敬意」が重要であるとしています。