ネリーのダイヤモンド・セラーのデビュー・アルバム『カントリー・グラマー』が、デジタル・デラックス・エディションとして7月24日にリリースされる。
今回のリリースは、『カントリー・グラマー』の発売20周年記念したもので、同作にはアルバム本編の収録曲に加え、ボーナス・トラックとしてデジタルでは未発表だった「Icey」「Come Over」「Country Grammar (Instrumental)」「Ride Wit Me (Instrumental)」の4曲が追加収録される。
ネリーは、2000年2月にデビュー・シングル「Country Grammar (Hot Shit)」をリリース、全米シングルチャートで最高7位を記録。その後、リリースした『カントリー・グラマー』は、全米アルバムチャート初登場3位を飾り、すぐに全米1位を獲得。2016年には、アメリカレコード協会が同アルバムをダイヤモンド認定、現在まで1000万枚以上のセールスを記録している。
同アルバムは、ローリング・ストーン誌で「レッド・フォックス以来、セントルイスから生まれた最高傑作だ」、NME誌では「はやくも『アルバム・オブ・ザ・イヤー』が決まった」等と各メディアからの高い評価を受けていた。
ほとんどのラッパーが東海岸、西海岸、あるいは南海岸出身だった当時、セントルイス出身のネリーのクリエイティブでさわやかなアプローチは、ラップ界にとって新鮮な息吹を与えた。