また復旧阻む雨 熊本県内被災地

©株式会社熊本日日新聞社

津奈木町で始まった被災家屋調査。断続的に雨が降り、宅地の中を濁った水が流れていた=14日午前10時すぎ、同町福浜(池田祐介)

 熊本県内は14日午前、梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になり、雨脚が強まった。豪雨災害で甚大な被害が出た県南地域にも、復旧を阻む雨が降り注いだ。

 熊本地方気象台によると、明け方から朝にかけ、上天草市では1時間に56ミリの非常に激しい雨を記録。甲佐町は40・5ミリ、八代市と山都町は33ミリの激しい雨となった。

 午前11時現在、八代市が坂本、泉両地区の約2500世帯に、多良木町が槻木地区の約60世帯に避難指示。芦北、美里の両町もそれぞれの全域計約1万1500世帯に避難勧告を出した。

 この日、被災家屋の調査が始まった津奈木町では、応援の自治体職員らが雨にぬれながら、被害の程度を確認していた。