「オールスターの中のオールスター」 MLB公式サイトが選出

2020年のオールスター・ゲームは日本時間7月15日にドジャー・スタジアムで開催される予定だった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うシーズン開幕延期の影響により、オールスターは戦後初の中止が決定。ドジャー・スタジアムでのオールスター開催は2022年に延期された(来年はトゥルイスト・パークで開催)。そこで、メジャーリーグ公式サイトのアンドリュー・サイモンは過去のオールスターを振り返り、「オールスターの中のオールスター」を選出している。

サイモンによる「オールスターの中のオールスター」は、ポジション別のオールスターでのスタメン出場回数をもとに選出されている(同数の場合、オールスター出場回数を比較)。なお、以下に記すスタメン出場回数とオールスター出場回数はそのポジションにおける数字であり、他のポジションでも選出されたことがある場合、キャリア通算の数字とは異なっている。

捕手
イバン・ロドリゲス(スタメン12回/選出14回)
次点:ヨギ・ベラ(11回/18回)
現役最多:サルバドール・ペレス(5回/6回)

一塁手
スティーブ・ガービー(スタメン9回/選出10回)
次点:ジョニー・マイズ(8回/10回)
現役最多:アルバート・プーホルス(5回/10回)

二塁手
ロベルト・アロマー(スタメン9回/選出12回)
次点:ライン・サンドバーグ(9回/10回)
現役最多:ロビンソン・カノー(5回/8回)

三塁手
ブルックス・ロビンソン(スタメン11回/選出18回)
次点:ウェイド・ボッグス(11回/12回)
現役最多:ノーラン・アレナード(3回/5回)

遊撃手
カル・リプケンJr.(スタメン14回/選出19回)
次点:オジー・スミス(11回/15回)
現役最多:ハンリー・ラミレス(3回/3回)※

※ラミレスを現役選手と呼べるかどうかは微妙なところだが、2019年にメジャーでプレーし、正式に現役引退を表明していないため、現役選手として扱われている。なお、ラミレスのほかに遊撃手としてオールスターで複数回スタメン出場したことのある現役選手はいない。

左翼手
テッド・ウィリアムス(スタメン12回/選出19回)
次点:バリー・ボンズ(11回/14回)
現役最多:ライアン・ブラウン(3回/6回)

中堅手
ウィリー・メイズ(スタメン18回/選出24回)
次点:ミッキー・マントル(12回/20回)
現役最多:マイク・トラウト(4回/8回)

右翼手
ハンク・アーロン(スタメン14回/選出25回)
次点:レジー・ジャクソン(9回/14回)
現役最多:ブライス・ハーパー(3回/6回)

指名打者
デービッド・オルティス(スタメン5回/選出10回)
次点:エドガー・マルティネス(4回/7回)
現役最多:ネルソン・クルーズ、J・D・マルティネス、アルバート・プーホルス、ジャンカルロ・スタントン(いずれもスタメン2回)

投手
ドン・ドライスデール(スタメン5回/選出9回)
次点:レフティ・ゴメス、ロビン・ロバーツ(ともに5回/7回)
現役最多:マックス・シャーザー、クリス・セール(ともに3回/7回)

ポジションなどの都合により、合計10回以上スタメン出場しながら選外となった選手は以下の通り。

ロッド・カルー(スタメン15回/選出18回)
スタン・ミュージアル(14回/24回)
トニー・グウィン(10回/15回)
ジョニー・ベンチ(10回/14回)
アレックス・ロドリゲス(10回/14回)
マイク・ピアッツァ(10回/12回)

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