7月14日17時までに、2020年3月期決算の有価証券報告書の提出は、東証1部のエノモトの1社。3月期決算の有価証券報告書が未提出は約150社。
個別開示 0社・0人
7月14日17時までに、2020年3月期決算の有価証券報告書の提出が確認されたのは合計2264社。14日も報酬額1億円以上の個別開示なく、累計243社、498人の個別開示に変わりはなかった。
役員報酬額1億円以上で開示された498人のうち、最高額は住友不動産の高島準司元会長の22億5900万円。基本報酬6500万万円のほか、退職時報酬21億9400万円として過年度で支給が留保されていた報酬が支払われた。
2位はソフトバンクグループのマルセロ・クラウレ副社長COOの21億1300万円、3位は武田薬品工業のクリストフウェバー社長の20億7300万円、4位はソフトバンクグループのラジーブ・ミスラ副社長の16億600万円、5位はトヨタ自動車のＤｉｄｉｅｒ Ｌｅｒｏｙ元副社長が12億3900万円だった。
計495人が開示、500人に迫る
開示人数では、三菱UFJフィナンシャル・グループが10人で最多。次いで、8人がファナック、東京エレクトロン、三菱商事、三井物産の4社。7人がバンダイナムコホールディングス、三井不動産、野村ホールディングスの3社。
243社のうち、2人以上の複数人を開示した企業は115社で、4割以上（構成比47.3％）を占めた。
前年に続き個別開示を行ったのは208社で、このうち、開示人数が増加したのが40社、減少が28社、同数が140社だった。また、前年に個別開示がなく、2020年3月期に個別開示を行ったのは35社だった。
※役員報酬1億円以上の開示は、「改正企業内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、2010年3月期決算より報酬等の総額、報酬等の種類別（基本報酬・ストックオプション・賞与・退職慰労金等の区分）の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられた。
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