梅雨前線停滞、異例の長期化

12日間、18年西日本豪雨超え

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広島県東広島市の住宅に土砂が流れ込んだ現場=14日午後1時5分(共同通信社ヘリから)

 活発な梅雨前線による豪雨で14日、広島県で土砂崩れが発生して2人が死亡し、島根県で河川が氾濫するなど被害が広がった。日本付近に居座った前線が7月初めから各地で記録的な大雨をもたらしており、異例の長雨は、11日間に及んだ西日本豪雨(2018年)を超える12日間となった。東日本では15日にかけて大雨の恐れがあり、気象庁は厳重な警戒を呼び掛けた。

 政府は14日の閣議で今回の豪雨を「特定非常災害」に指定。行政上の特例措置を適用し、被災者の生活再建を急ぐ。

 広島のほか、この日は大分市の川で男性の遺体が発見され、豪雨による死者は全国で計75人となった。