【新型コロナ】横浜で保育士含む10人感染確認 園児ら40人検査へ

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は14日、10人の感染が新たに確認された、と発表した。感染経路不明は7人。

 9人は20~60代の男女で、残りの1人は家族の意向で年齢、性別、症状など一切を非公表とした。

 市によると、保育士の20代女性は市内の保育園に勤務。5日に鼻が詰まるようになり、9日までマスクを着用して勤務した。市は担当しているクラスの園児、職員ら計約40人を濃厚接触者と特定し、15日に検査する。

 感染経路が判明している3人のうち、アルバイトの20代女性は市が感染を公表した知人女性と都内で会食。都内で働く会社員の20代男性は社内の同じフロアで陽性患者が出た。会社員の20代女性は同居する20代女性の濃厚接触者という。

 非公表の感染者について、市は「今後、調査を進める上で家族の協力が不可欠。関係性を築き、同意を得られたら公表する」と説明した。

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