奈良市・松伯美術館 日本画家 上村3代の挑戦紹介する展覧会

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 日本画家で知られる上村松園らの工夫と挑戦を感じることができる展覧会が今、奈良市の松伯美術館で開かれています。

 「創造への挑戦」と題されたこの展覧会は、上村松園・松篁・淳之の3代の日本画家が、自然や人の営みを見つめ写生などによって細かな部分まで忠実に描き続ける姿をテーマにしています。

絵を描く際にもととなる「下絵」も多数展示され、完成品との違いを楽しむことができるほか、何度も描き直し作品を追ったなかでの苦悩や熱意を感じることができます。

松篁の「蓮」は戦後、西洋の絵画に押され日本画が衰退するなかで、新たな絵画表現を目指した斬新な作品です。背景は、これまでの日本画では使うことがなかった鮮やかな青を使用しています。

細かな部分にもこだわりながら作品を生み出した上村3代の挑戦を紹介する、この展覧会は9月27日まで行われています。