三井情報、「Wi-Fi6」の検証環境の構築開始 数百台の端末が同時通信する高密度な状態つくる

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三井情報(東京都港区)は、次世代ワイヤレス通信規格である「Wi-Fi(ワイファイ)6」の本格化に向け、電波状態や動作などを検証するための環境整備を始めた。東京都中野区にある三井情報・東中野オフィス内の「MKIアイデアラボ」で、数百台のWi-Fi6端末が同時通信する高密度な状態を擬似的につくり出し、動作状況などについて検証するという。

現在主流のWi-Fi5(第5世代)は、企業や学校、スタジアムなどの場所で、多数の端末を同時に利用する場合に、通信速度が遅くなるといった課題があった。第6世代の無線LANといわれるWi-Fi6は、同時に多くの端末で利用しても高速に通信できるのが特徴だ。

2019年に新たな通信規格として登場し、パソコンやスマートフォンなど一部の最新機器では導入が始まっているが、三井情報によると、Wi-Fi6の動作検証ができる環境は世界的にまだ少ないのが現状だ、という。

スマホの急速的な利用拡大や、それに伴う動画コンテンツの配信などでネットワーク環境の整備が求められている。さらにモノのインターネット(IoT)や第5世代(5G)移動通信システムなどの普及も進んでおり、高速通信が欠かせなくなっている。

三井情報は今回の検証環境で、端末の電波環境やアクセスポイントからの距離などを自由に設定した動作検証ができる予定だといい、さまざまな場所での高速・高品質な無線LANの提供を目指すとしている。