長野・岐阜県境付近を震源とする地震が相次いでいます。
午前7時1分ころの揺れでは、松本市安曇、松本市丸の内、松本市奈川、安曇野市堀金、木曽町開田高原西野、木曽町三岳で震度1を観測しました。震源の深さはごく浅く、地震の規模を示すマグニチュードは3.4と推定されます。
両県境付近を震源とする地震は、午前6時29分から7時2分までの間に5回発生しています。4月22日から続く一連の地震活動とみられ、震度1以上を観測した地震は計219回となりました。
先日、震源に近い上高地へのルート上にある国道158号線では、大雨の影響で土砂崩落が発生しました。
気象台は、「今後も地震活動が続く恐れがあり、長雨で地盤が緩んでいることからより一層、注意してほしい」と呼びかけています。