中村法道知事や朝長則男佐世保市長、黒田成彦平戸市長らが14日、国土交通省や財務省などを訪れ、西九州自動車道の整備促進や橋梁（きょうりょう）の老朽化対策予算確保などを要望した。
要望は概算要求を控え、前年を上回る規模の予算を確保するのが目的。都内で新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、同行職員を絞り上京した。金子原二郎参院議員が同行した。
本年度、西九州道は当初予算が前年度比20億円増の80億円に拡大。東彼杵道路も概略ルートを検討する段階にステップアップした。国交省で青木一彦副大臣、自民党本部では二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長、財務省では岡本薫明事務次官らに次々面会。中村知事は国土強靱（きょうじん）化に向けた緊急対策が本年度で終了する中、「来年度以降も引き続き必要な別枠予算を確保してほしい」などと求めた。
