「体の相性が良い・悪い」は結婚の決め手として重要?

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結婚するにあたり「体の相性」はどれぐらい重要視するべきなのか?

「妊活もあるし体の相性はよく確かめて!」という既婚の友達もいる一方で、「新婚旅行以来レス」や「出産後、全く受け付けなくなった」という既婚の友達も……。

はたまた昼顔妻じゃないけど、「旦那以外としたい」と浮気に走る既婚者までいます。

何なら結婚前の恋人同士ですらセックスレスに陥り、「相手のことは好きだけど、結婚していいのか……」と悩む人も少なくはありません。

今回は、結婚と体の相性について、とことんディープに解説してみたいと思います!

■体の相性は結婚相手を選ぶ際に大事なのか

体の相性とは、「内容と頻度」にお互いが満足できるかどうか?にかかっているといっても過言ではありません。

自分はそれほどその行為が好きではないのに、相手の性欲が強すぎて、とことん付き合わされると、ゲンナリして疲れ切ってしまうかもしれないです。かといって、相手のお誘いを断り過ぎると、浮気に走られてしまうかもしれません。

相手が淡白過ぎて自分が満たされないのもそれはそれで問題です。

「気持ちよくない」「痛いだけ」でも、行為そのものが嫌いになってしまいますよね。

「体の相性」というのは、体の骨格や抱き合ってしっくりくるかどうか的な部分もありますけど、それよりも大事なことは二人で話し合って歩み寄りながらクリエイトしていけるかどうかです。

相性が良いかどうかよりも、相性を良くするために二人が協力できるかどうかの方が100倍重要だと思うのです。

■体の相性が悪い・合わない相手との結婚とは

体の相性の悪い相手と結婚すると、どうなるのでしょうか?

ありがちな話としてはセックスレスに陥り、子どもが欲しくてもそもそもできない状況に陥ったり、欲求不満が原因となり夫婦関係がギクシャクしたり、どちらかが浮気に走ったり……まぁいいことはありません。

でもそれはそもそも「相性が悪い」のではありません。自分たちで「相性を悪くした」のです。

性の話というのは、何となくタブー感があるというか、恥ずかしいというか、なかなかぶっちゃけトークがしにくいものです。日本人特有の感覚もあるでしょう。

それ故、相手のセックスに不満や要望があったとしても、なかなか言い出せずにそのまま我慢してしまうケースも多いんですよね。

それこそが「相性が悪い」の元凶となるのです。

つまり、前段でいう「歩み寄ってクリエイト」できていない状態です。そういう相手と結婚すれば、性生活以外でもどうなるかは、想像できるのではないでしょうか。

■体の相性が良いことを結婚の決め手としてもいい?

では逆に、体の相性が良い=結婚の決め手、となるのでしょうか。

2回ほど結婚して酸いも甘いも経験し尽くした私が思うことは……、体の相性は良いに越したことはないけど、体の相性だけを最優先するのは危険だってことです。

そもそもですけど、「相性が良い!」と思って結婚した夫婦が、10年後も20年後も新婚時代のような夫婦生活を送っているのか?といえば、そうじゃないパターンの方が多いと思うんです。現実的な話としては。

付き合い出した頃に感じる「相性が良い」は、そこに新鮮さがあったり、情熱があるからこそだったりするのではないでしょうか?私から言わせると、どんな大恋愛を経たカップルでも、遅かれ早かれマンネリ化するものです。

出産をすれば、産後のホルモンバランスの変化や育児に追われる生活スタイルで、そういう行為自体に全く気が進まない時期もあるでしょう。

周りのママ友とぶっちゃけトークをすると、

「二人目が欲しいけど、全く気が進まない。だから、排卵日だけ無理やり行為を頑張った!」

なんて結婚に夢を見ている女性なら信じられないだろう話もちらほら聞きます。

二人の関係性やセックスがマンネリ化したり、子どもが産まれて環境が変化したりした時、それでも「体の相性」だけで二人がずっと仲良くいられるのか?と問われれば、かなり疑問です。

逆にいうと、セックスレスでも仲の良い夫婦もたくさんいます。

いわゆる「お友達夫婦」と呼ばれる関係性ですが、二人がその関係に満足しているのなら、何の問題もありません。

状況や環境に合わせてあらゆる「相性」を自分たち向きに「クリエイト」できているかどうか。そこが良い結婚生活には問われるのではないかと思います。

■結婚前にどれほど重要視すればいいの?

「体の相性」を無視していいのか重視すべきなのか分からなくなった人もいるかもしれませんね。どのくらい結婚前に重要視しておいたらいいかということをお話しします。

最低限として、最初から行為に気が進まない関係はNGだと思います。

お互いに歩み寄ることができる関係性を築けるかどうか?相性を良くするために話し合いができるかどうか?が最も大切なことです。

抱き合った感覚とか匂いとか、生まれ持ったものは変えられないかもしれません。ですが、行為の内容、タイミングなどは二人でクリエイトしていくことができるものです。

結婚後さまざまな状況からそういう気分になれない時に、自分の欲求を満たそうとするばかりの夫は思いやりがないですよね。逆に、夫の欲求に寄り添う姿勢も妻には必要でしょう。

一番大事なことは、いかなる時もそっち方面も含めてお互いを思いやり、話し合えるかどうかじゃないでしょうか。

つまり、結婚前に見るべきは「体の相性」を含めた、「お互いの歩み寄りの姿勢」です。

産後の生活などこの先二人がどうなるかなどは想像もつかないと思いますが、現時点で「性行為」というものでお互いがお互いを思いやれているか、自分の要望を言い合えているか、このあたりは軽視しないようにしておいた方がいいと私は思います。

■「体の相性」も含めて自分が結婚に何を求めているのか見つめよう

結婚とは、50年にも及ぶ共同生活ともいえます。

その中での「体の相性」が気になるのは、人によってはほんの一時のことなのかもしれません。

まぁ最近の日本では、3組に1組が離婚すると言われているし、最初のスタートダッシュや夜の生活がどんなに良くても、途中で破局してしまうカップルがいかに多いことか……。

価値観の相違など理由は人それぞれいろいろあるでしょうが、結婚3〜4年目で離婚する若い夫婦は、もしかしてもしかすると「お互いを求める気持ちが薄れてしまい、男女でいられなくなってしまったから」という理由が裏側に潜んでいるのかもしれません。

そういった「いつまでも男女でいたい」という欲求が強い人にとっては、「体の相性」はとても大事なことです。

結婚前に「相手との体の相性」を気にするというよりは、「重視している自分」にフォーカスを当てるべきかと。自分は結婚後どうしたいのか、どんな性生活を希望しているのかも踏まえて、オープンに話し合える相手である必要があるのではないでしょうか。

でも、そうじゃないなら、もっと別の視点で結婚に何を求めるのか真剣に考えてみてもいいと思います。

芸能界では「交際0日婚」をした夫婦が何組もいますが、結婚して数年経っても仲良くやっているケースも多いです。

私が考える長続きする結婚に必要なものの2つは、「尊敬」と「尊重」です。

男女の関係ではなくなっても、お互いに尊敬し合える夫婦はなんだかんだ関係性を継続できるし、尊重には「体の相性」も含まれているのです。

それはおそらく結婚前の「体の相性」からも見えてきていたものだと思います。

「気持ちよいか気持ちよくないか」を気にするよりも、ぜひとも皆さんにはその際の「話し合うことができているか」「歩み寄りの姿勢が持てているか」を重視してみてほしいと思います。

(ひろん)

※画像はイメージです