博多大吉 リモート街ブラで見向きもされず「死後の世界ロケ」

15日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・博多華丸・大吉の博多大吉が、コロナ禍で行われるリモートロケを「死後の世界ロケ」と評した。

番組では、冒頭のトークで最近のテレビ番組収録についての話になった。

大吉は現在ロケだけ、できないと話し、自身が出演している『華丸・大吉のなんしようと?』(TNCテレビ)では「リモート街ブラっていうのをやってるんですよ」と明かした。

リモート街ブラは、カメラマンとディレクターが街に行き、ディレクターの持ったiPadを介してスタジオにいる博多華丸・大吉とおしゃべりをするというシステムだそう。

しかし、ADが「華丸・大吉とおしゃべりできる」という看板を持っていても「驚くほどにこれがね、相手にしてもらえないのよ」とのこと。そのため、予めアポを取っている店舗まで、ただディレクターが街を歩く映像だけを見つめているそうで「それみてるとホント、『え、死んだらこうなるのかな?』っていう(笑)。見えないってこういうことなのかな」と切ない気持ちになると明かしたのだった。

福岡県周辺を放送対象としたローカル番組とはいえ、ロケをする場合はタレント・スタッフを含めると20人以上の集団になってしまうそうで大吉は「店に入ってきて『これなんですか?』とドヤドヤされるのもね。それ見て『対策大丈夫って?』言われる方もいると思うので」と本格的なロケはまだ難しいとし、iPadに話かけて欲しいと語った。

また、「僕らもこの(相手にされない)死後の世界ロケにもなれているので。話かけられたらドキドキするかもしれませんね」とも語った。

© 株式会社ジェイプレス社