朝鮮の「脅威」を騒ぎ立てる悪癖、朝鮮外務省「2020年防衛白書」を非難

 朝鮮外務省スポークスマンは15日、日本当局が「2020年防衛白書」で、朝鮮の「核・ミサイル」を取り上げ挑発したことを非難した。

 朝鮮中央通信社記者の質問に答える中で同スポークスマンは、われわれの核保有に対してあれこれと悪談を並べ立て隣国に脅威になるなどと挑発したと指摘、次のように述べた。

 これは、今まで安倍政権が、機会があるたびに、われわれの「ミサイル脅威」を騒ぎ立てながら、日本社会に恐怖感を造成して、彼らの陰険な政治軍事的目的の実現に利用してきた悪癖を依然として捨てていないということを示している。

 日本が今回の白書では、われわれを挑発した基本的な目的は、われわれの「脅威」を口実に彼らの軍事大国化と領土強奪策動を合法化してみようということにある。

 今、日本が膨張した軍事力を背景に、「専守防衛」の衣を完全に脱ぎ捨て、先制攻撃を狙った「敵基地攻撃能力」の保有を公然と云々しているのに対し、周辺諸国は、鋭く注視しており、相応の覚醒を持って警戒している。

 安倍政権の無分別で危険千万な軍事的動向は、地域の平和と安定を破壊する導火線になるものであり、火の中に飛び込んで焼け死ぬ、愚かな、明かりを求めて群れる蝶のように、政権自体の破滅を早める悲惨な後遺症をもたらすであろう。

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