アストロズ・スミスが制限リスト入り 出場辞退の可能性も

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アストロズは日本時間7月16日、ベテラン救援右腕のジョー・スミスを制限リストに登録した。ダスティ・ベイカー監督によると、スミスは家庭の事情により、まだ夏季キャンプに合流していないという。スミスは2020年シーズンの出場を辞退する可能性もあり、アストロズは制限リストに登録してスミスの最終的な決断を待つことになった。

スミスは、母親がハンティントン病(治療法のない致命的な神経障害)による闘病生活を続けていることを公表しており、まだチームに合流できていないのはこれが原因であると見られている。ただし、チームの関係者によると、スミスは2020年シーズンの出場辞退を決めたわけではなく、アストロズはスミスの最終的な決断を待っている状況だ。

ベイカーは「戻ってきてくれるなら歓迎するけど、今はジョー不在で戦うことを考えている」とコメント。「彼はこのチームの重要な戦力だ。選手たちはジョーがいないことを残念に思うだろうが、選手たちは各自がやるべきことをしっかり認識しているよ」と選手たちへの信頼も口にした。

スミスは昨年の前半戦を左アキレス腱の手術からのリハビリに費やしたものの、復帰後は28試合に登板して25イニングを投げ、1勝0敗、4ホールド、防御率1.80、22奪三振と安定したパフォーマンスを披露。メジャー13年間で50試合以上に登板したシーズンが11度もある鉄腕リリーバーである。

昨年のポストシーズンでは10試合に登板して防御率3.12を記録。登板した10試合のうち8試合は無失点に抑えた。シーズン終了後にフリーエージェントとなったが、アストロズはチームに必要な戦力と判断し、昨年12月に2年800万ドルで再契約。それだけに、スミスが出場辞退を決断するようであれば、アストロズにとっては痛手となる。

なお、メジャーリーグではすでに、マイク・リーク(ダイヤモンドバックス)、ライアン・ジマーマン(ナショナルズ)、ジョー・ロス(ナショナルズ)、イアン・デズモンド(ロッキーズ)、タイソン・ロス(フリーエージェント)、ウェリントン・カスティーヨ(ナショナルズ)、デービッド・プライス(ドジャース)、フェリックス・ヘルナンデス(ブレーブス)、ニック・マーケイキス(ブレーブス)、ヘクター・ノエシ(パイレーツ)、バスター・ポージー(ジャイアンツ)、ジョーダン・ヒックス(カージナルス)、マイケル・コペック(ホワイトソックス)の13人が2020年シーズンの出場辞退を発表している。