内堀を埋める大賀ハス見頃  縄文期遺跡発掘の種から開花

縄文時代に咲いていたとされる大賀(おおが)ハスの花が、三重県玉城町で見頃を迎えています。

大賀ハスは、縄文時代の遺跡から発掘された種を開花させたことがもとになっていて「古代ハス」とも呼ばれています。

玉城町役場近くにある田丸城跡の大賀ハスは、築城670周年を記念して13年前に植えられたもので、町の職員や町民らが手入れを続け、現在では堀いっぱいにハスの花が広がっています。

今がまさに満開で、涼しげな薄いピンクの大輪の花が訪れた人たちの目を楽しませています。

田丸城跡の大賀ハスは、8月初旬まで楽しめるということですが午後には花が閉じるため、早朝から午前中までが見るのに適しているということです。

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