大塚家具がサブスクを開始 負担の少ない定額料金でニーズ掘り起こし

 

 経営不振が続く(株)大塚家具(TSR企業コード:291542085、JASDAQ)は7月16日、家具やインテリアのサブスクリプション(サブスク)を開始した。
 家具インテリアのサブスクリプションサービス「airRoom」を運営する(株)Elaly(TSR企業コード: 028466411、東京都中央区)とのコラボで、大塚家具によると「購入という選択肢ではなく、サブスクを提供することで大塚家具が世界中から厳選した家具を負担の少ない定額料金で利用いただける」という。
 大塚家具によると、サブスクは最低3カ月から。その後、1カ月単位で利用でき、送料がスタート時と返却時にそれぞれ1点あたり送料3,300円(税込)かかる。
 ベッドマットレス(セレーナPR、シングル)は、店頭価格5万9,800円(税込)だが、サブスクでは月額2,970円(税込)で利用できる。当初はソファやダイニングセット、ベッドなど約70種類からスタートする。
 大塚家具の担当者は、「状況をみながら、さらにアイテムを増やしていく予定で、色々な家具を使ってもらえたら」とコメントした。

大塚家具サブスク②

‌     サブスクでニーズを掘り起こせるか(大塚家具提供)

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