三代目桂小春團治が空に想いを馳せる「もしもスーパーマンが落ちてきたら」『hanashikaの時間。』

パーソナリティ 桂小春團治とアシスタント 小川恵理子

ラジオ大阪(OBC)が月~木曜夜に放送しているワイド番組『hanashikaの時間。』は、日替わりで落語家らがトークを繰り広げる番組です。7月14日(火)のオープニングトークの話題は、2日に関東で目撃され、話題になった「火球」。今週になり、千葉県内で発見された火球の正体と見られる石片は、分析の結果、隕石の破片と確認されました。

思いがけず目撃した火球

パーソナリティの桂小春團治は、十数年前に大阪市内で予期せず火球を目にしたと話します。日中、車に乗っている時、ふと空へ目を上げると真っすぐに尾を引きながら移動する光るものが見えたといいます。昼間だからか周囲の人々は全く気付いていない様子。小春團治はその光の正体を「飛行機が墜落したんちゃうか」と想像しましたが、墜落音も聞こえず、不思議に思いながら帰宅。当日はニュースに見当たらなかったそうですが、翌日の朝刊には、同じ時刻に日本海側で火球が日本海へ落ちていったとの目撃談があったと掲載されていて、大阪市内ではっきりと見えた火球が、実は随分と遠くのことだったことを知り、驚いたと話しました。

もしもスーパーマンが落ちてきたら…

冒頭の今月目撃された火球(隕石)の大きさは数十センチと、それほど大きなものではなかったそうです。小春團治は、数十センチのものが大きくはっきりと見えるのだから、もしもその物体が1メートルもあったとしたら…と、そのインパクトを映画『スーパーマン』を例に挙げて想像します。

「スーパーマンは1mくらいの球に乗って地球に落ちてきた。(その衝撃で)地面にはものすごい溝が彫られて、その球の中から出てきた赤ん坊がスーパーマン」。アシスタントの小川恵理子が「スーパーマン、そんな出方やったんですか」と驚くと「そう、桃太郎みたいな話なんですよ」と笑ながら「もしも、あの(スーパーマン)くらいの球が本当に(宇宙から)落ちてきたら被害がすごいだろう」と話しました。

小春團治は「予期せぬ時にいろんなものが見えることがある」と続けます。

ニュージーランドに行った時に上空で目撃した国際宇宙ステーションを例に挙げると、小川は「その中には人がいて、掃除したりごはん食べたりしてはるんでしょうね」と笑わせながら「なんて大きな話!」と空に想いを馳せます。小春團治も「そらそうでしょうね」と笑いながら「空はやっぱりロマンだよね」と頷きました。

冬は澄んだ夜空を見上げて歩くという小春團治。「大阪の空は星もそれほど見えないけど、オリオン座でも見えたら(いい)」と話します。「いろんな事に想いを馳せながら星を見てるだけでも時間が経ってしまう」と言い、「そんな夜空を仰ぎ見る余裕も必要なんじゃないでしょうか」とリスナーに呼びかけました。

火曜日の『hanashikaの時間。』は、パーソナリティの三代目桂小春團治による映画の紹介や、アシスタント小川恵理子による淡い想い出話のほか、ゲストを迎え、豊富な話題でお送りする番組です。

この番組は7月21日(火)まで、radikoのタイムフリーでお聴きいただけます。

hanashikaの時間。

放送局:OBCラジオ大阪

放送日時:毎週月曜~木曜 18時00分~19時45分

出演者:(月)笑福亭鉄瓶、松本美香、(火)桂小春團治、小川恵理子、(水)笑福亭晃瓶、近藤綾香、(木)笑福亭鶴二、内海英華

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