「SAIKOH」設立 ICT系地域総合商社 KTNと長崎再興

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「地域に必要とされる存在になりたい」と語る濱野社長(左)ら設立メンバー=長崎市金屋町、KTN

 テレビ長崎(長崎市、KTN)とベンチャー企業の長崎再興(長崎市)は情報通信技術(ICT)系の地域総合商社「SAIKOH」を設立した。SAIKOHは、ICT社会を見据えた人材育成や新たなビジネスの創出などに取り組んでいく。
 業務効率化や利便性の向上などの場面でICTの活用が徐々に広がっている。コロナ禍でその流れは加速。企業や教育現場、地域コミュニティーもICT化への対応が求められている。
 長崎再興は2016年に設立。県内企業のIT活用支援などに取り組んでいる。SAIKOHのコンセプトは「ICTとデジタルをキーワードに夢の実現をお手伝い」。仮想現実(VR)や高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムの技術を活用した新しいビジネスを創出する考えで、今後具体的に詰めていく。また、企業や個人がアイデアを持ち寄り、新技術の開発を競うイベントの企画運営も想定。人材育成講座なども計画している。
 長崎再興の甲斐亮社長は「テレビとインターネットメディアの融合で、県内企業の情報がさらに広く伝わり、若い人の県内定着にも貢献できる」と期待。KTN専務取締役でSAIKOHの濱野哲夫社長は「地域から必要とされる存在となり、わくわくできる提案をしていきたい」としている。