「撮り鉄」と「描き鉄」の兄弟コラボ 横浜で作品展

相原颯貴さん(右)、陽輝さん兄弟の鉄道写真・絵画展=アートフォーラムあざみ野

 「鉄道オタク」を自任する横浜市緑区の相原颯貴(そうき)さん(25)と陽輝(はるき)さん(17)の兄弟による写真と絵画を紹介する二人展「兄弟鉄道あーと展 愛する電車に願いをこめて」が、アートフォーラムあざみ野(同市青葉区)のミニギャラリーで開かれている。入場無料で18日まで。

 昨年夏に続き2度目の開催。会社員で鉄道写真を熱心に撮影する「撮り鉄」の颯貴さんは、1月に渡欧して撮影したウィーンの路面電車や、ロンドンの「デルタ線」などの写真10点を展示。コロナ禍の収束後は「また海外の鉄道を撮りに行きたい」と話す。

 高校生で「描き鉄」の陽輝さんは、昨年までの緻密な鉛筆画から作風が一変。外出自粛の時間を使い、自由奔放な色彩でお気に入りのJR701系車両や、架空の電車を描いたアクリル画7点を出品した。公募展での入選歴もあり、「将来はプロのアーティストになりたい」と意気込む。

 午前9時~午後9時(最終日は午後5時)。問い合わせは、兄弟の母電話090(6491)5822。

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