会員制飲食店 客ら16人陰性 長崎市内

 長崎みなとメディカルセンターで発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)に関連し、長崎市は16日、市内の会員制飲食店の従業員や客で検査対象となった23人のうち、既に感染が確認された4人以外の16人は陰性だったと発表した。ほかに結果待ちが1人、検査に向け調整中の人が2人いる。
 店は11日から休業している。市は、感染者の一人で、センターの20代男性医療職が立ち寄った6月28日と7月4日に加え、その間の6月29日~7月3日、直近の5~10日について客の把握や検査を進めている。
 一方、感染者が1人確認された市内施設の職員と入所者計33人のうち、検査の結果待ちだった1人は陰性と判明。この結果、33人のうち32人が陰性となった。感染者の濃厚接触者も陰性だった。感染者は、センターの80代男性患者の感染者が一時、この施設に入所した時に接触していた。


© 株式会社長崎新聞社