21日(火)前後 大潮の時期 関東と西日本、沖縄で浸水・冠水に注意

2014年8月12日午前8時頃 満潮時[上]と午後2時過ぎ干潮時[下]の那覇市 撮影=崎濱綾子気象予報士

 21日(火)の新月の前後は大潮の時期にあたり、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなる。

 関東、西日本及び沖縄の沿岸の一部では、海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがあり、注意が必要だ。

 夏から秋にかけては海水温が高い等の影響で、平常時の潮位が年間でも高い時期となる。21日の新月の前後は大潮の時期にあたるため、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなる。関東、西日本及び沖縄の沿岸の一部では、海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがあり注意が必要となる。

 また、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震により、東北から関東北部の太平洋沿岸では地盤が大きく沈下している。

 このため、関東、近畿、中国、九州北部、九州南部及び沖縄の沿岸の一部では、19日(日)から26日(日)にかけて、満潮の時間帯を中心に海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがあり注意が必要だ。なお、この期間中に台風や低気圧の通過等があった場合や、短時間に海面が昇降を繰り返す副振動の発生等があった場合は、さらに潮位が上昇する可能性がある。

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