農業や水産について学ぶ三重大学生物資源学部の学生を対象にした奨学金の伝達式が17日、四日市市の三昌物産で開かれました。
この奨学金制度は、鶏肉の加工や畜産飼料の販売などを行う三昌物産の創設者である故渡邉文二さんが、農業や畜産業の分野で三重に貢献できる人材を支援しようと始めたもので、返済不要の奨学金が2年間給付されます。
今年は、書類選考やオンラインでの面談で選出された生物資源学部の3年生2人に奨学金が贈られることになり、三昌物産の渡邉久和会長から採用決定通知書が手渡されました。
三昌物産では、今年の2人を含めこれまでにのべ51人の学生に奨学金を交付しています。