年の差婚のメリット&デメリットって?幸せをつかむのは自分次第!

年の差婚は芸能界やスポーツ界でも話題になります。
でももし年の差婚が自分の立場だったらどうでしょう?好きになった相手がすごく年上・年下だとしたら、この人と結婚して本当に大丈夫?って悩みますよね。
今回は年の差婚のメリットやデメリットについて、10歳下の男性と結婚していた筆者の経験も交えて解説します。

 

何歳差が年の差婚?


年の差婚、だいたい何歳くらいなのでしょうか?「何歳から」という明確な基準はありませんが、一般的にはだいたい10歳上くらいから年の差を感じると思います。
ただ男性が10歳上というパターンと、女性が10歳上というパターンでは、受けるイメージも変わるかもしれませんね。

芸能界などで話題になるのは、男性が15歳ほどの上あたり、女性が7歳くらい上あたりからではないでしょうか。いずれにしても「パートナーとの年が10歳程度離れている」あたりから年の差婚といっていいでしょう。

 

年上男性との結婚「頼りになる」けれど「老後が心配」?


年上の男性との結婚のメリットやデメリットは、どんなことが考えられるでしょうか?頼りになる分、老後が心配かもしれません。

 

男性が年上の場合のメリット

(1)頼りになる

人生経験が自分より豊富なので、何かと頼りになるでしょう。仕事のアドバイスなども冷静で的確にしてくれます。パートナーの余裕のある態度や振る舞いは、女性に安心感を与えてくれますよね。社会的な信用が大きいのもメリットです。

 

(2)甘えられる

年上男性は懐が深く、甘えられるというメリットがあります。何をやっても笑って許してくれる、いつも大切にしてくれるという年上男性も多いようです。ケンカをすることもあまりありません。

 

(3)経済的な安定

年上男性は、社会経験が多く経済的に安定している人が多いのも特徴。結婚生活は何かとお金がかかるものですが、経済的に安定している年上男性となら余裕を持って暮らしていくことができます。子どもができた場合も、子育てにお金をかけることが可能です。

 

男性が年上の場合のデメリット

(1)老後が心配

年上男性との年の差婚を、周囲が反対する場合の大きな理由でもある「老後」。例えば30歳の年齢差があったとしましょう。女性が50歳のとき、男性は80歳になっています。「介護が必要になるかも?」など心配してしまうのも無理はありません。

場合によっては、子どもを育てつつ、年上男性の親御さんを介護し、さらにパートナーである年上男性を介護、ご自分の親御さんを介護という流れも考えられます。

 

(2)話が合わないことも

年齢差がある分、話が合わないことがどうしてもあります。流行していた遊び、ファッション、音楽などに世代差があるのは仕方がありません。お互いが面白がることはできますが「共感してもらえない」のが寂しいときも。

年上男性にとっての思い出の曲が「古臭い」と片付けられてしまったり、女性の好きなファッションが「派手だ」と言われてしまったりすることもあるかもしれません。

 

(3)男性の上から目線が気になる

社会的経験が多く頼りになる分、年上男性の上から目線がだんだんつらくなることがあります。たとえ年上男性の言っていることが正しくても、落ち込んでいるときはダメ出しされているような気持ちになってしまうかもしれません。自分に自信がなくなってしまいますよね。

 

(4)遺産目当て、お金目当てと言われることも

年上男性にお金がある場合「遺産目当てで結婚するのでは」「お金が目当てだろう」と誤解されたり中傷されたりすることもあります。

 

年下男性との年の差婚、「自分がリードできる」けれど「不安も多い」?


では年下男性との年の差婚はどうでしょう?年下男性といると自分のペースで運んでいくことができる一方、経済的な不安や浮気の不安などがありそうです。

 

年下男性との年の差婚メリット

(1)女性のペースで動ける

自分のペースで進めて行くことができます。男性にリードされるより、自分自身でリードしていきたい女性なら特に楽しく生活できるでしょう。男性に甘えられるのが好きな女性にも、年下男性はぴったりです。

 

(2)柔軟性がある

年上女性と結婚しようという年下男性は、柔軟性がある人が多いようです。年上男性にありがちな「女だからこうしろ」という固定観念がない人が多いのもメリット。年下男性も基本は女性を頼りつつ、重要なところでは力を発揮してくれることも期待できそうです。

 

(3)自分自身が若々しくなる

年下男性と過ごしていると、女性も若々しくなる傾向にあります。自分自身でも老けないよう、気を付けている人が多いでしょう。

 

年下男性との年の差婚デメリット

(1)経済的に不安

社会人経験が少ないため、貯金も少なく収入が低めです。そのため結婚生活に経済的な不安があります。女性の方が収入が多いのに出産で仕事を控える状況になると、貯金を切り崩して生活などということにもなりかねません。

 

(2)出産年齢問題

女性の方の出産タイムリミットが近いのに、年下男性の方は「子どもはまだいらない、2人で楽しみたい」となることも。意見が一致しないまま高齢出産になってしまう、という焦りが生じやすくなります。出産の問題では、男性の親の方が心配することもあるようです。

 

(3)頼りない、甘えられない

どうしても自分より経験値が少ない分、頼りなく思えてしまうことがあります。ここは年下男性にも頑張って欲しい!というところで任されっぱなし、疲れて甘えたいのに、逆に甘えられっぱなしでうんざり、ということも。

 

(4)浮気が心配?

「やっぱり同世代がいい」「自分より年下の女の子がいい」となってしまうのでは、と年下男性の浮気を心配することが起こりがちです。

 

年の差婚、筆者の経験


筆者の経験では20歳上の男性と結婚した女性については、それほど周囲は驚きませんでした。女性の周囲は「頼りになっていいね」、男性の周囲は「うらやましい」という意見が多かったようです。

女性の方が年上の方が周囲の驚きが大きいのでは、と実感しています。実は私が10歳年下の男性と結婚すると言ったとき、お互いの家族はもちろん、友人も驚きました。

中には反対する人や心配する人もたくさんいました。最終的には離婚してしまいましたが、原因に年齢差があったかどうかはわかりません。ただ元夫の家族からは、年の差婚について最後まで理解してもらえませんでした。

しかし素敵な年の差婚ご夫婦もいます。筆者の知り合いのご夫婦なのですが、奥様は15歳上の方でした。「でした」というのは、2人とも昭和の始めと大正生まれの方で、すでに亡くなっているからです。

44歳で奥様は出産。子育てをしつつ、お互いの才能や性格を尊敬し合っているご夫婦でした。晩年はいつも2人で手を繋ぎ、近所を散歩していました。奥様が90歳で亡くなり、後を追うようにご主人が2年後の77歳でこの世を去りました。まさに「添い遂げた」というご夫婦だったと思っています。

 

年の差婚メリット・デメリットのまとめ


年の差婚にメリットやデメリットがあるのは当然のことと言えます。だからといって同い年や年齢が近いカップルの結婚が円満で幸せかというと、必ずしもそうだとは言い切れませんよね。メリットやデメリットはあげていけば、きりがありません。結局はお互いを思いやり、尊敬し合うことが年の差婚でも大切なのではないでしょうか。

 

この記事を書いた人:

水田マディ

猫と音楽と本を愛する、リケジョの恋愛専門ライター。結婚・出産・離婚・シングルマザーなど、人生の酸いも甘いも経験済み。あなたの恋愛や結婚のお悩みを解決して、楽しく生きるお手伝いをします。

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