知的障害者狙い準強制わいせつ 男に懲役3年6月

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 知的障害のある複数の女性に対し、裸を撮影したほか体を触るなどわいせつな行為を繰り返したとして、準強制わいせつ、県迷惑行為等防止条例違反、住居侵入の罪に問われた長崎市岩見町、無職の男性被告(51)に対し、長崎地裁(潮海二郎裁判官)は17日、懲役3年6月(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。
 判決などによると、被告は2013年9月、長崎市内のアパート敷地内で知的障害のある20代女性の服を脱がせて胸を触るなどし、16年9月と17年5月にも知的障害の別の20代女性に対し、同様の犯行に及んだ。また昨年9月には同市内で知的障害の女子高生=当時(15)=のスカート内を携帯電話で撮影し、胸を触ろうとした。
 潮海裁判官は「知的障害者であれば犯行が発覚しにくいなどと考え、被害者の性的自由に対する侵害の危険性が高い常習的な犯行」と指摘し、「被告人が性障害専門医療センターのプログラムを受講するなど更生への努力をしていることなどを考慮した」と理由を述べた。