共産党県委員会は18日、次期衆院選長崎1区に、同委員会常任委員で女性部長の新人、安江綾子氏(43)=長崎市=を党公認候補として擁立すると発表した。
安江氏は松浦市出身、県立松浦高卒。2015年に同委職員となり、18年に同委副委員長に就任した。19年4月の県議選佐世保市・北松浦郡区に出馬し落選。今年2月から現職。国政への挑戦は初めて。
長崎市内で会見した安江氏は「新型コロナウイルスの感染拡大や豪雨被害で市民が苦しむ中、小さな声を拾い上げて国政に届けていきたい」と述べた。
野党共闘について、党県委員会の山下満昭委員長は「中央本部の動きを見据え、地方でも協力していく」と前向きな姿勢を見せた。一方、現職の野党議員がいる1区に候補者を擁立したことについて「共産党の支援者も多く、党としての戦略」とした。その上で、8月にも県内野党で候補者調整も含めた共闘態勢について協議する方針を明らかにした。
次期衆院選長崎1区 共産、安江氏を擁立
- Published
- 2020/07/19 14:00 (JST)
© 株式会社長崎新聞社