南島原市の前浜（加津佐町）、白浜（口之津町）両海水浴場で18日、海開きがあり、園児らが初泳ぎを楽しんだ。
式は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため規模を縮小し、市と南島原ひまわり観光協会が開いた。游泳期間は8月23日まで。スタッフのマスク着用や更衣室の消毒を徹底するほか、利用客には密集や密着を避けて楽しむよう呼び掛ける。
海開きを受け、前浜海水浴場では近くの園児らが初泳ぎを楽しんだ。家族4人で里帰り中の熊本県菊池市の看護師、田島麻貴さん（33）は「コロナ禍でお出掛けできない日が続いた。前浜は人気の海水浴場だけに人混みを避け、早めに来た。子どもたちの笑顔が見られてよかった」と自然を満喫していた。
前浜は白砂青松が美しく、マリンスポーツが盛ん。白浜は透明度が高く2006年、環境省の「快水浴場百選」に選定された。昨年は期間中、計約1万6400人が利用した。
