壱岐が昨秋の3回戦で敗れた大村工に雪辱。七回に2点二塁打で貴重な追加点を挙げた村部は「強い相手で苦しい試合だったが、落ち着いて、それぞれがやるべきことをやれた」と胸を張った。
1回戦で佐世保実を完封したエース高田の好投に「応えたかった」(村部)と、この日は早い段階で打線が援護した。1点を先制された初回に島村の適時打で追いつくと、四回に1点を勝ち越して迎えた七回は中上、山内の短、長打でつくった2死二、三塁で村部が奮起。5球目の直球に「体が反応した」と右越えへはじき返した。
次は長崎日大を破って勢いに乗る小浜と18年ぶりの夏の8強を懸けて戦う。村部は「気を抜かず、しっかり自分たちの野球をやって勝つ」。2試合完投で計1失点の高田は「ビッグイニングをつくらせないように意識して投げ抜く」と意気込んでいた。
壱岐 雪辱果たす 村部、貴重な2点二塁打
- Published
- 2020/07/20 09:37 (JST)
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