平戸「田平大学」で脳トレに挑戦 高齢者向け講座

手足を左右別々に動かす運動に挑戦する受講生=平戸市田平中央公民館

 平戸市田平中央公民館(田平町)の高齢者向け講座「田平大学」が15日、始まり、大ホールで約30人が楽しみながら頭と体を動かした。本年度は4回開催する。
 田平大学は旧北松田平町で1964年にスタート。この日の講師は市民団体、田平まちづくり協議会の手島りつ子副会長。受講生は地元の方言、早口言葉、クイズ、手足を左右別々に動かす運動などの脳トレに挑戦した。
 手島副会長は「できなくていい。思い出せなくていい。諦めず続けることが脳の若返りにつながる」と応援しながら、次々と出題。手島副会長の小学校時代の恩師、七種順子さん(92)は「手島さんはみんなを上手にリードしていて、とても楽しくできた」とたたえた。

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