包丁持った少女、拳銃向ける警官 夜に桶川の交番で 警官に包丁投げ付け、容疑で逮捕「嫌い」

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上尾署=上尾市本町

 埼玉県の上尾署は19日、公務執行妨害の疑いで、上尾市の無職少女(16)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は同日午後9時20分ごろ、桶川市若宮の同署若宮交番で、警察官に包丁(刃渡り約15センチ)を突き付けるなどし、警察官の職務執行を妨害した疑い。

 同署によると、交番の引き戸の開く音がしたため、30代の男性警部補が訪れた少女とカウンター越しに対応。警部補が「どうしましたか」と数回聞いたところ、少女が「警察官嫌い。殺すぞ」とつぶやいて包丁を突き付けたという。警部補は拳銃を構えて「刃物を捨てろ」と繰り返し警告。奥の待機室にいた男性巡査が駆け付けて、金属製の盾を構えた。少女は盾を持った巡査に包丁を投げ付け、警察官2人が取り押さえた。

 少女は「警察官に包丁を向けたり、投げ付けたことは間違いない」と供述しているという。署は少女に関してのトラブルや相談を受けていないという。署で動機や経緯を調べている。

 警察官の拳銃使用について、同署の羽田正宏副署長は「現時点で適正だったと考えています」とコメントした。