【彼氏のご両親に初めての挨拶】注意点を押さえて好印象!

初めて彼氏のご両親に挨拶。緊張しますよね。何を着て行けばいいのか、お土産は何がいいか、彼氏の親のことは何て呼べばいいのか、など不安や疑問も多いのではないでしょうか?
今回は彼氏のご両親に挨拶に行くときのマナーや注意点を解説します。これを読んで行けば彼氏のご両親に「素敵なお嬢さん」って言われますよ!

 

彼氏のご両親の好みを聞いてお土産を用意


お土産は必ず用意します。彼氏がもし「手土産なんて何もいらないよ、手ぶらでおいで」と言っても絶対に信じてはいけません。

 

ご両親の好みをあらかじめリサーチ

ご両親やご家族の好きなものを聞いて、あらかじめ用意しておきましょう。「彼氏の家に近くのお店で買ったもの」「コンビニのレジの上にあるお菓子」は、いかにも間に合わせた印象を与えるので避けてくださいね。

 

生ものは避けて

いくらご両親が好きでも、急いで食べる必要のある生もの、冷凍食品はお土産には向いていません。日持ちのするお菓子などがおすすめです。自分の地元に有名なお店があれば、話題にもしやすくいいですね。老舗の和菓子や洋菓子などもいいでしょう。

カットする必要のあるホールケーキも手間をかけるのでNGです。

 

人数や家族構成も確認

ご家族の人数も確認しておきます。ご両親2人なら大量にもらっても困りますし、大家族で足りなくなっても困りますよね。人数+1くらいがいいでしょう。

もし彼の家に同居しているおじいちゃんおばあちゃんがいらしたら、食べやすいものを用意すると喜ばれます。小さなお子さんがいる場合には、お子さん用のお土産も別に用意しましょう。気が利く人だなと感心されますよ。

 

ファッションは派手すぎず地味すぎず


いつもより抑え気味の清楚系で伺いましょう。彼氏のご両親に挨拶するのですから、あまりに派手なファッションは当然NGです。

 

セクシーとラフ、地味すぎはNG

肩や背中が大きくあいた服や、ミニスカートなど肌の露出が多いセクシーファッションはやめましょう。「普段着でいらしてね」と言われても、ジーンズやパーカー、スニーカーはラフすぎます。

といってもあまりに地味すぎるのも「今どきの若い方なのに地味」と心配されてしまうかも。清楚な印象のワンピースやブラウス、フレアスカートがおすすめです。真っ白い服は清潔そうですが、「汚しちゃいそう」と気を遣わせるので避けます。

 

素足やロングブーツは避ける

たとえ夏でも素足で人のお宅に上がるのはマナー違反。サンダルやミュールに素足は避け、肌色のストッキングを着用してくださいね。脱ぎ履きに時間のかかるロングブーツもやめておきましょう。靴はシンプルなパンプスがおすすめです。蛇柄など間違っても履いていかないように。

 

バッグもチェック

高級ブランドのロゴ入りバッグは「お金のかかる子」「浪費家」という印象を持たれる可能性が高いです。シンプルな紺や茶系バッグがおすすめ。リュックやトートはラフすぎるので避けましょう。

 

アクセサリーはつけすぎない

アクセサリーも控えめにします。大きなピアスやイヤリング、ネックレスを付けるじゃらじゃらことはやめておきましょう。指輪はつけない方が無難です。

 

ネイルやメイク、ヘアスタイルもチェック


意外とよく見られるのが指先や髪、メイクです。盛りすぎや付けすぎには要注意です。

 

ネイルやまつげは派手すぎない?

指先は目につきやすいもの。長すぎる爪やチップがたくさんついた派手なネイルは、ご両親の前ではふさわしくありません。爪は短く切っておき、ネイルを付けるなら薄いピンクにしておきます。真っ赤な口紅や盛りすぎたマスカラ、つけまつげにも気を付けてください。

 

髪の色や髪型も注意

髪の毛の色が金髪やピンクなどの方は、濃いめの栗色にしておくほうが無難です。長い髪は毛先を軽くカールして、ひとまとめにしておきます。「うちは妹(姉)が派手だから大丈夫」とか「うちの親は今どきの女の子に理解があるから」と彼が言ったとしても、いつもよりおとなしいファッションにしておきましょう。

 

玄関での立ち居振舞い方で差がでる!


玄関の印象は、その後のあなたの印象を大きく左右します。緊張しすぎず笑顔でいることが大事です。

 

コートを着たまま入らない

冬の場合、コートは玄関に入る前に脱いできれいにたたみ腕にかけます。このときコートの内側が見えるようにするのがポイント。これは「コートの外側は汚れている」という配慮です。マフラーや手袋もはずしておきましょう。

 

玄関できちんと挨拶

玄関に入ったら笑顔で「初めまして、○○です。今日はお招きいただきありがとうございます。」と挨拶します。ごにょごにょと語尾をごまかさず、しっかり伝えましょう。「あ、どーもー」なんて言わないでくださいね。

 

「どうぞ上がって」と言われたら靴を脱いであがる

背中を向けて靴を脱がないようにしましょう。まずは靴を脱いで上がってから、かがんで靴を揃えます。ここで手土産を袋のまま渡すなどしないように!手土産を渡すのはお部屋に通されてからです。

 

お部屋に通されたら笑顔を忘れずに


いよいよお部屋に通されました。部屋の中をじろじろみないようにして、落ち着いてふるまってくださいね。

 

まずはご挨拶

あらためて「○○です。今日はお招きいただきありがとうございます。」と笑顔で挨拶します。「玄関で挨拶したのにまた?」と思うかもしれませんが、お部屋でもう一度きちんと挨拶することがマナーです。

 

手土産は袋から出して

手提げ袋のまま渡さず、袋から出して渡します。「どうぞ」ではなく「〇〇がお好きと伺っていましたので」など一言添えると喜ばれます。彼氏に渡さず、ご両親に渡しましょう。

 

ご両親の前ではどうしたらいいの?


「いつも通りの私たち」をさらけ出すのはやめておくのが正解です。節度を守った距離感で、笑顔で過ごすことがポイント。

 

ご両親の前では彼氏を呼びつけにしない

2人だけのときは彼氏を呼びつけにしたり、ニックネームだったりしてもご両親の前では下の名前に「さん」を付けるスタイルで「○○さん」と呼びましょう。「〇〇ちゃん」や「○○っぴ」などは避けてください。

 

彼氏のご両親はなんて呼べばいい?

たとえ2人が結婚するつもりでも、初対面でいきなり「お父様」「お母様」は早すぎます。「○○さんのお父様」「○○さんのお母様」が適切です。

 

彼といちゃいちゃしない

2人にしかわからない会話をしたり、いちゃいちゃしたりしないようにしましょう。恋人同士でも、彼氏の家で馴れ馴れしくするのはよくありません。寝起きのエピソードなど、お泊りを連想させる会話もNG。

 

彼氏のことをよく知っている!という態度は避ける

「○○さんっていつも○○なんですよ」など、彼氏のことは私が一番よく知っているという印象を与えないようにしましょう。むしろ「○○さんってどんなお子さんでしたか?」など質問する側に回ります。

ただ彼のお母様が「うちの子、だめでしょ」と言われても「そうなんですよ!マジだめですよね」なんて言わないでくださいね。「素敵な方です」と言っておきましょう。

「彼氏のことを一番よくわかっているのはやはりお母さん」という気持ちでいると好印象です。

 

お食事がでたら

ちょっと緊張するお食事タイム。でも心を込めて用意してくれたお食事は楽しむようにしましょう。

 

お手伝いはどうする?

どの程度お手伝いするか悩むのではないでしょうか?まずは「お手伝いいたします」必ず声をかけましょう。

「いいのよ」と言われたら、もう一度「何かできることがあればさせてください」と言います。「じゃあこれを持って行ってくれる?」「テーブルを拭いて」などとなるかもしれません。「本当に座っていてね」と言われたら遠慮なく座り、お父様やご家族と歓談しましょう。

後片付けも同じく「お手伝いします」と必ず声をかけるようにします。キッチンを見られたくない方もいるので、勝手にずかずかと入っていかないように注意してください。

 

食事のマナーに注意

くちゃくちゃと音を立てない、お箸をきちんと持つ、は基本です。お箸の持ち方が心配な方は、今から練習しておきましょう。またなるべく残さないようにするのもマナーです。最後に必ず「とてもおいしかったです、ありがとうございます。」と伝えることも忘れずに。

 

ビールやワインを勧められたらどうする?

お酒が飲めるのなら、かたくなに断らずほんの少しだけいただくようにします。飲めない場合は、素直に「お酒は飲めなくて、申し訳ございません」と伝えましょう。くれぐれも飲みすぎて酔っぱらうことのないように気を付けてくださいね。

 

帰るタイミングはいつ?


お食事が終わって、お茶をいただいて小一時間程度談笑したら帰るタイミング。お茶のお替りはしない方が無難です。ご両親も実は緊張しているはず。おそらく疲れているので、ちょっと早いかな?くらいで帰るのが最適です。

 

家に帰ったら必ずお礼を


帰宅したら、電話をしてお礼を伝えましょう。さらに手紙を出すのも効果的。彼氏に伝えといてね!はダメですよ。「またいらしてね」「また会いたいわ」と言われたらかなりの好印象と言えるでしょう。

 

気を張りすぎず笑顔で


もし結婚すれば長いお付き合いになるご両親。誰でも彼氏のご両親の前では緊張するものですが、そのことはご両親もわかっています。

あなたが彼氏のことを大切にしている人だと伝われば、少々の失敗も大丈夫。基本的なマナーだけは押さえて、笑顔を絶やさずに挨拶しましょう。

 

この記事を書いた人:

水田マディ

猫と音楽と本を愛する、リケジョの恋愛専門ライター。結婚・出産・離婚・シングルマザーなど、人生の酸いも甘いも経験済み。あなたの恋愛や結婚のお悩みを解決して、楽しく生きるお手伝いをします。

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