城の資材を再利用 「お城のリユース」展

戦国時代は、城を作る際に他の城や寺などの資材を再利用(=リユース)していました。そのことを掘り下げた企画展が近江八幡市で開かれています。

安土城考古博物館で開かれているこの企画展では、信長や光秀、秀吉、家康といった天下人たちが県内に築いた13の城がリユースに着目して紹介されています。

石垣に供養塔や石仏が使われていたり、安土城で使われていた瓦が大溝城で再利用され、さらに水口岡山城に移されていたりと、築城の工夫を垣間見ることができます。

企画展「お城のリユース」は近江八幡市にある安土城考古博物館で9月13日(日)まで開かれています。

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