日本初のリカバリー温泉?なるものが誕生したらしいので、どういう意味なのか訪れてみた。
詳細
施設名:高源ゆ(こうげんゆ)
ジャンル:複合施設というか
アクセス:かみのやま温泉駅から車で約30分
電話番号:023-616-3717
源泉:坊平1号源泉
泉質:ナトリウム - 硫酸塩・炭酸水素塩泉効能(適応症)きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症ほか一般適応症
源泉掛流し(湯使い):加温、加水、循環ろ過、塩素系消毒あり
料金:大人800円、高校生以下600円、小学生400円
日帰り入浴営業時間:10:00~21:00(コロナ対応中は11:00~19:00)
休業日:月曜 (祝祭日の場合は営業)
駐車場:〇
サウナ:〇
露天風呂:×
貸切風呂:×
休憩所:〇
食事処:×
マッサージ:〇 リラクゼーション
手ぶら:データシャンプー、コンディショナー、ボディーソープなど
備考:鍵付きロッカーあり
住所:山形県上山市蔵王坊平国有林241林班
坊平温泉?
蔵王に温泉ができたと聞いたら、そりゃ昔からあるだろうにと思いきや、同じ蔵王でも坊平だった。
蔵王温泉からは約14㎞離れていて、道がクネクネなので車での移動で約30分もかかる。
源泉は坊平1号源泉なので新しい温泉を引いたものと思われ、蔵王温泉とは泉質が全く違うものだった。
アスリートヴィレッジ?
そういえば以前、つつじを撮影に訪れたことがある。
広い高原の中にクロスカントリーコースがあってアスリートが猛スピードで走っていた。
近くには「ZAOたいらぐら」があり、アスリート合宿所みたいな区画になっている。
周辺には宿泊施設があり、カフェや飲食店もあり、長期間過ごすこともできるけど温泉はなかった。
そこで「高源ゆ」は疲労回復などのリカバリー施設として建てられ、そして温泉があるなんて充実した施設なのは自分がアスリート時代ならお涙ものだとしみじみ思う。
まぁ、アスリート時代なんてないけど。
高源ゆについて
温泉があり、サウナがあり、プールがあり、スタジオや多目的ルームがあり、酸素カプセルがあり、リラクゼーション(もみほぐし)があり、プロテインBarなるものまである。
基本はアスリート向けのケア施設になっているものの、誰でも利用できるようになっていた。
温泉へ
中に入ると親切に案内していただき、早速温泉へ。
当然ながら新しいので汚さないように恐る恐る利用してしまった。貧乏グセかな。
脱衣所入り口手前の天井が吹き抜けのようになり、光が入ってくる。
サウナがあり、その前に水風呂がある。
大きな浴槽は温泉で、手前にカランがある。
浴感
無色透明、無臭に近いけどほんのり温泉っぽい匂いはあるかなぁという程度。硫酸塩泉の影響かも。
アルカリの影響か、肌ざわりがヌル~ンとしていて、硫酸塩泉なのでしっとり肌が期待できる。
さらに炭酸水素塩泉でクレンジングも期待できる女性ウケする美肌の湯。
湯上りサッパリ清涼感に包まれた。
循環ろ過して塩素系で消毒しているものの、塩素臭はないので温泉そのものを楽しむことができるはず
おわりに
うーん、、、こんな施設で充実して過ごせたらなんて思いを馳せてしまう。
筆者が少しだけ運動していた時期は貧乏すぎて、このような施設の利用なんて考えられなかった。
アスリートヴィレッジで活動できるだけで十分恵まれているということかな。