楼門、写真でも迫力 復旧現場覆う素屋根に実寸大 熊本地震で被災の阿蘇神社

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阿蘇神社楼門の復旧工事現場を覆う素屋根東側面には、ほぼ実寸大の楼門の写真が貼られた=阿蘇市
報道陣に公開された阿蘇神社楼門復旧現場

 熊本地震で被災した阿蘇神社(熊本県阿蘇市一の宮町)の楼門復旧工事現場を覆う素屋根が完成した。東側面には、ほぼ実寸大の楼門の写真が貼られ、観光客らの目を楽しませている。

 素屋根は、内部で大きい部材を補修して組み立てる際の風雨よけで高さ24メートル、幅28メートル、奥行き24・5メートル。

 楼門の写真は、実物に即して高さ19メートルと巨大。工事を請け負う清水建設九州支店(福岡市)が、UVラミネート加工されたインクジェットシートを貼って作った。被災前の姿を忠実に再現し、遠目では平面と分からないほど。

 21日、観光で訪れた熊本市東区の森崎勝洋さん(75)は「迫力がある。早く元通りになって実物も見に来たい」と見上げていた。

 この日は素屋根の中で、柱を立てる礎盤などを整備した様子も報道陣に公開された。楼門本体の組み立ては2021年1月開始予定で、23年12月の復旧完了を目指している。同社は「楼門完成までは写真で楽しんでほしい」と話している。(山下友吾)