前線停滞 西日本中心に週末にかけて大雨警戒

23日(木)午後7時[上]と24日(金)正午[下]の雨の予想

 低気圧や前線の影響で、西日本ではきょう(木)から26日(日)頃にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、大雨となる所がある見込み。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するとともに、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要だ。

23日(木)午後9時の予想天気図

 梅雨前線が西日本から東日本に停滞しており、前線上の黄海には低気圧があって東に進んでいる。前線はあす(金)にかけて西日本に停滞し、前線上の低気圧が黄海から朝鮮半島付近へ進む見込み。その後、前線は26日頃にかけても西日本に停滞する見通し。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となる。

予想される24時間雨量

 九州北部地方ではきょう夕方から26日頃にかけて、四国地方ではあすの昼前から26日頃にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。

23日(木)夜[上]と24日(金)昼前[下]の発雷確率

 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意が必要となる。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

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