交通機関目立つ混雑なし GoTo県内初日 観光地に県外客

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首都圏など県外からも観光客が訪れている大内宿=22日

 政府の観光支援事業「Go Toトラベル」が始まった二十二日、県内では交通機関に目立った混雑などは見られなかった。

 JR東日本によると、福島市のJR福島駅の新幹線利用者数に大きな変化はなく、旅行用の大きな荷物を抱えた人はほとんど見られなかった。県警高速交通隊によると、県内の高速道路も目立った交通量の増加はなかった。

 年間百万人を超える観光客が訪れる国重要伝統的建造物群保存地区の下郷町の大内宿は、県外からの訪問者が増えてきている。

 大内宿を運営する大内宿保存整備財団によると、二十二日は駐車場を利用した車が二百七十六台だった。前年同期比の約七割だが、首都圏ナンバーの割合は七割以上を占めた。

 財団は手洗いや手指消毒、マスクの着用などを観光客に呼び掛けているほか、飲食店では各テーブルにアクリル板を設けるなど感染対策を徹底している。

 財団代表理事の只浦豊次さん(65)は「キャンペーン効果は連休初日の二十三日から出てくるのではないか。東京など首都圏で感染が拡大している現状に不安はあるが、万全な感染防止対策で観光客を出迎えたい」と話している。