松本隆、松任谷正隆、ユーミン、山下達郎、佐野元春、渡辺美里…TOKYO FMの貴重なアーカイブ音源を大放出!

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TOKYO FM 開局50周年を記念して、FMラジオと音楽とカルチャーの50年を辿る特別番組、TOKYO FM開局50周年 メモリアルシリーズ Vol.1「アイ・ラブ・ユー~僕はきみのラジオ~」が7月24日(金・祝)に生放送でオンエアされます。

1970年に首都圏初のFM局として産声を上げたTOKYO FM(開局当時はFM東京)。昭和、平成、そして令和と、今なおリスナーの記憶に残る過去の名番組を紐解きながら、これまでに築いてきた音楽文化の足跡をたどり、来るべき新しいオーディオ文化、新しいメディアのあり方を見つめるメモリアルシリーズ「アイ・ラブ・ユー~僕はきみのラジオ~」全4回の第1弾となります。

今回は過去50年の間に放送してきた貴重な蔵出し音源もたっぷりとお届けします。ここでは、番組をより楽しむために“聴きどころ”を番組スタッフの“現場の声”とともに紹介していきます。

「アイ・ラブ・ユー~僕はきみのラジオ~」

◆音楽史と東京のカルチャー史をプレイバック!

約5時間に及ぶ生放送の総合司会をつとめるのは、1990年から8年間、午前に放送していた「FMソフィア」のパーソナリティをつとめた坂上みきさん、そして2012年から同じく午前のワイド番組「Blue Ocean」のパーソナリティをつとめる住吉美紀。さらにカルチャーコンシェルジュとして、泉麻人さん、田家秀樹さんを生ゲストに迎え、松本隆さん、吉田拓郎さん、AOR~FM雑誌のヒット、エアチェック文化、若者のファッションなど70年代、80年代、90年代と音楽史と東京のカルチャーを振り返っていきます。

コメントゲストには松任谷正隆さんを迎え、アレンジャーとしてのヒストリーや、80年代に放送したユーミンとの貴重な夫婦対談の音源もお届けします。生ゲストには、今年デビュー35周年を迎える渡辺美里さんも登場。トークに加え、1986年に渡辺さんが初めてラジオでオンエアしたライブ音源もオンエアします。さらに、佐野元春さんの87年のライブ音源、そして山下達郎さんがスタジオに登場した伝説の「Beautiful」最終回もオンエアいたします。またTOKYO FMの歴代ステーションジングルも番組随所に登場し、リスナーを青春時代にプレイバックします!

番組作りの際の膨大な資料たち。どれも貴重なものばかり

◆番組製作スタッフによる“聴きどころ”をチェック!

ここでは、「アイ・ラブ・ユー~僕はきみのラジオ~」の製作に携わった、番組スタッフが案内する番組の“聴きどころ”、そして“ラジオへの想い”を紹介していきます。

●延江浩(ゼネラルプロデューサー/TOKYO FM)
「僕はきみのラジオ」総監督を担当しています。

パーソナリティの一言が、過ぎ去りし記憶に結びつく

熱い紅茶に、マドレーヌを浸して口に含んだ途端、懐かしい思い出が得も言われぬ快感を伴って蘇る……。これはマルセル・プルーストの「失われた時をもとめて」の一節ですが、今回の番組はリスナーの方にとって、このマドレーヌのような思い出のきっかけになればと思います。あの番組、あの曲、あのパーソナリティの一言が、ご自身の過ぎ去りし甘い記憶に結びつく。そんなひとときをお楽しみください。

●林 園子(構成作家)
過去の番組のリサーチ・取材、および構成を担当。

ハードボイルドの名作・ラジオ朗読劇「マンハッタン・オプ」、奇跡の復活物語

1980年初夏~1983年秋まで放送されていた伝説のラジオドラマ「マンハッタン・オプ」。

台本は日本のチャンドラーとも呼ばれる作家、矢作俊彦。NYを舞台に「私」と名乗る探偵が一人称で語る物語は、ジャズの名曲にのせて酒の味と煙草の香りを伝え、愛すべき人間の業を教えてくれた。当時、そんな大人の世界に憧れた男たちに、あの頃の夢をもう一度……とばかり、先生にインタビューを申し込むも、さまざまな事情で話が進まない。

探偵さながらのダンディズムあふれるメールに、依頼人よろしく影のある美女を装って返信し続けたある日、思いがけない提案が届く。「各種ハラスメント、暴力NG、野球を見ながら酒も飲めない、そんな様変わりしたNYで絶滅危惧種指定の私立探偵が街を歩き回る悲哀の物語……そんな書き下ろしはどうだろう」。

執筆条件は先生ご自身の演出であること、ご指名の俳優をブッキングすること。やりましょう、やりますとも! そして今、満を持して先生の原稿を待つばかり。冷えたお酒が美味しい初夏の休日、夕暮れの始まりを告げる、「マンハッタン・オプ2020〜LOVE LETTERS2」。

作・演出は矢作俊彦、出演は國村準。

美学を貫く時代遅れの探偵……しみじみ、惚れてください。

●伊藤慎太郎(アシスタントディレクター/株式会社グリオ)
制作スタッフみなさんの作業を円滑に進めるための補佐をしています。

音と結びついた記憶の強さ

今回、さまざまな過去の番組を聴いて、懐かしかったり、かえって新鮮に感じたり、とても楽しく、次から次へと聴いてしまいました。昔よく聴いていた番組を聴くと、当時の光景、空気感がはっきりと思い出されます。音と結びついた記憶というのは強力ですね。

また、30年前、40年前は録音も編集も今とは比べ物にならないくらい大変だったこともあるかもしれませんが、今の番組作りとはまた違った感じの作り込みの深さや、大勢のプロフェッショナルが関わっている“気迫”みたいなものが音源から感じられると思います。そのへんもぜひ意識してみてほしいです。

●宮本貴文(アシスタントディレクター/エフエムサウンズ)
「僕はきみのラジオ」の素材管理、当日は生放送をサポートする仕事をしています。

改めて音には、無限の楽しみがある!

音で、その風景を思い浮かべることができるメディア。それがラジオ。

エフエム東京、TOKYO FMの過去のさまざまなアーカイブ音源を聴いて、改めて音には無限の楽しみがあることを教えてくれました。

今回の特別番組では、音楽の楽しさ、しゃべり声から伝わる楽しさ、ナレーションから伝わる迫力の楽しさ、そして、不安な気持ちを安らぐ楽しさなど、TOKYO FM 50年の音がたくさん出てきます。

休日のひととき、ちょっとだけ、お耳を貸してラジオを楽しんでください。

製作スタッフの番組会議の模様

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<番組概要>
番組名:TOKYO FM開局50周年 メモリアルシリーズ Vol.1「アイ・ラブ・ユー~僕はきみのラジオ~」
総合司会:住吉美紀、坂上みき
50年クロニクル案内人:大橋俊夫
カルチャーコンシェルジュ:泉麻人、田家秀樹
ミュージックアドバイザー:松任谷正隆(録音パート)
ゲスト:渡辺美里
放送日時:7月24日(金・祝)12:00~16:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/blog/info/index.php?itemid=168027