「3度目に期待」白老町のウポポイ近くに新キャンプ場オープン オーナーは革職人 ブッシュクラフトも可能

©北海道文化放送株式会社

7月開業した民族共生象徴空間「ウポポイ」で注目を集める胆振の白老町。そんな、いま話題の白老に、新しいキャンプ場が7月23日オープンしました。

自然と遊び心があふれるキャンプ場。そこにはある思いが込められていました。

白老町のウポポイから北に14キロほど離れた山の中。ここに23日新たなキャンプ場がオープンしました。約1万4000坪の広大な敷地にのんびり過ごせるハンモックスペースなど、おしゃれな空間が広がります。この日はオープンへ向けた準備が急ピッチで進んでいました。

しかし、このキャンプ場は…

社長:「一番最初の人が亡くなってしまって、僕三人目と言いますか。二人目の方が脱サラして運営してたんですけど。お一人だと整備がすごく大変だと思うんですよね」

実はこのキャンプ場、2度も廃業した悲運のキャンプ場だったのです。

2000年に初代のオーナー川村俊男さんがオープンさせた「森野オートキャンプ場」は、当時、札幌や苫小牧からの客で賑わっていました。しかし川村さんが亡くなり、ほどなくして廃業。その後、新しいオーナーがキャンプ場を引継ぎ2017年まで運営していましたが、整備の難しさなどもありこちらも廃業。

このキャンプ場にとって、今回の開業は三度目の挑戦だったのです。

八木 隆太郎 アナウンサー:「ここは可能性がある場所?」

キャンプフィールド ASOBUBA 江越 慈高 社長:「いや、もうすごく溢れていると思います。これだけの広大な土地で、高低差があって、行く場所によって景色が違う。いろんな方に来ていただきたいということは、ここなら実現できる」

札幌・東区にある革製品の工房。実はここが江越さんの本業の会社です。キャンプ場に挑戦する原点がここにありました。

キャンプフィールド ASOBUBA 江越 慈高 社長:「革製品の材料から買って、僕らのほうで加工して製品にしてから販売する。キャンプも、僕が好きだったところから、人と被りたくないから、色んなモノを自分で作り始めたんですね。革でキャンプのアイテムを作っていて、そこからキャンプ場の挑戦に発展していったという感じです」

その革製品を通じた「モノづくり」へのこだわりが、キャンプ場にはちりばめられています。センターハウスでは一味違うキャンプを演出するスキレットカバーやナイフケースなど、自社の革製品を扱っています。さらに、入り口のゲートは、白老の海岸で集めた流木を組み合わせるなど自然を生かした遊び心が満載です。極めつけは…

八木 隆太郎 アナウンサー:「水の流れる音が消えてきましたよ…川だ!綺麗ですね」「ここはなにができるんですか?」

キャンプフィールド ASOBUBA 江越 慈高 社長:「ブッシュクラフトっていって、焚火体験をやれたら、より自然に近い形というか、好きな人のためにここを用意した」

自然にあるものを利用してアウトドアを楽しむ話題のブッシュクラフト。枝や落ち葉を拾って焚火体験をしたり、ナイフで木を削って木製食器を作ったりと、キャンプ場のそばを流れる白老川の自然が最高の場所を提供してくれます。

キャンプフィールド ASOBUBA 江越 慈高 社長:「自然の中のものを使ってキャンプするっていうことがここの醍醐味なんじゃないかなって思いますね。僕のキャンプ場という感覚はなくて、みんなのキャンプ場になればいいなと思っているんですよね」

二度の廃業を乗り越えて三度目の正直なるか。ウポポイの町、白老で新たな挑戦が始まりました。