カブトムシに目輝かせ えぼしスポーツの里「ふれあいドーム」

カブトムシを頭に乗せたり触ったりして楽しむ子ども=佐世保市、えぼしスポーツの里

 長崎県佐世保市烏帽子町のえぼしスポーツの里で23日、同施設本館内に設けた「カブトムシふれあいドーム」の開始イベントがあり、家族連れらが詰め掛けた。
 カブトムシに触れることで命の大切さを学んでもらおうと初めて企画。室内の約17平方メートルの空間を青いネットで囲み、木くずやクヌギなどを配置した。
 開始イベントでは、東彼川棚町のご当地アイドル「KUWAGATA☆KIDS」が歌とダンスで場を盛り上げ、抽選で選ばれた子どもらが放虫。同施設が1年かけて育てた雄と雌計200匹を“新しい家”に放った。3密(密閉、密集、密接)を避けるため3組が10分交代でネット内に入り、子どもたちは触りながら歓声を上げた。
 放虫した市立広田小2年の團輝琉(ひかる)君(7)は「カブトムシの足の力が強かった。迫力があった」と目を輝かせた。入場無料。ドームは8月16日まで。

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