サイクリストの聖地にレストハウス 秦野・ヤビツ峠、21年3月開業へ

ヤビツレストハウス(仮称)の完成イメージ図(秦野市提供)

 神奈川県秦野市は、丹沢と大山の登山口・ヤビツ峠で整備を進める観光施設「ヤビツレストハウス(仮称)」の概要を発表した。飲食物の販売場所や屋外には駐輪場を備え、「サイクリストの聖地」と呼ばれる同峠で、登山や自転車愛好家らの活動拠点となる。8月上旬に着工し、来年3月下旬の開業を目指す。

 レストハウスは地元の秦野産材を使った木造平屋建てで、延べ床面積は約60平方メートル。工事費は約6800万円を見込み、国の地方創生推進交付金などを活用する。

 市は8月中旬から10月中旬にかけて、民間企業などから運営事業者を募り、公募型プロポーザル方式で選定する。

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