中学生のときに出演したラジオ番組のカセットテープを見つけた女性。気になるその内容は？

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための「ステイホーム」で、家の中を片付けたら、意外なものが見つかった－－－そんな経験をした方は少なくないのではなかろうか。

福岡市内に住む、みどりさんもその一人。

押入れの中にある古いCDを探していたときに見つけたのは、1本のカセットテープ。ケースには「1988.4.11 11:00PM RKBラジオ ハイハイハイ クイズ“BOKAN” かけだしクイズ 出場」と手書きされていた。

みどりさん自身が、生まれて初めてラジオに出演したときの放送を録音したものらしい。当時、中学2年生。勉強机の上にはラジオがあり、『ハイハイハイ(HiHiHi)』は、いつも宿題をしながら聴いていた番組のタイトルだった。

しかし、誰がパーソナリティだったかも忘れ、自分がラジオに出て何をしゃべったかもほとんど記憶がない。ただ、そのカセットテープがよほど懐かしかったのだろう、みどりさんは自身のツイッターにこんなつぶやきを載せた。

「すごいもの、見つけた！私が初めてラジオに出たときの録音テープ。中2の春。思春期、真っ只中の私。深夜ラジオ、聴いてたよ。ハガキ、送ってた。内容は忘れちゃったけど、クイズに挑戦したんよね。あぁ、でも、聴けない」

そう、みどりさんの自宅にはカセットテープを再生できるデッキがなかったのだ。32年ぶりに見つけた“タイムカプセル”だったが、その中身は分からないままだった。

ところが。この投稿を見つけたRKBラジオのスタッフが、みどりさんに連絡を取ったことから、話は急展開。局に郵送したテープは、7月23日（木）のワイド番組『笑売繁盛！ウメ子食堂』で放送することが決まり、みどりさん自身も再びRKBラジオに電話出演することになった。果たしてその中身は－－

軽快なBGMに乗せて、パーソナリティの山崎銀之丞がみどりさんの名前を呼ぶと、電話の向こうから緊張気味の少女の声。インタビューもそこそこに矢継ぎ早にクイズが出題される。なんとみどりさん、賞金6,000円を獲得！それで終わりかと思いきや「番組表と銀之丞さんとスタッフさん全員のサインを10枚ずつください」と大胆なリクエストも。

これにはスタジオの門馬良・葉山さつき・三好ジェームスも「10枚も!?」のリアクション。みどりさん自身も「強気ですね」とコメントしていた。そして、受け取った賞金の使い道は？サイン10枚は届いたのか？

あなたも、自宅に眠っているラジオの録音テープを見つけたら、放送局に連絡を取ってみてはいかがだろうか？

※放送情報は変更となる場合があります。