県高校バレー男女選手権 男子・佐世保南が王座守る 聖和女 逆転勝ちでV

【男子決勝、佐世保南―大村工】第3セット、ブロックに跳ぶ佐世保南の(左から)セッター岩木、MB大坪、WS入来=島原復興アリーナ

 バレーボールの第13回県協会長杯県高校男女選手権最終日は24日、島原市の島原復興アリーナで男女の準々決勝から決勝までが行われ、男子は佐世保南、女子は聖和女学院が優勝した。佐世保南は2年ぶり3度目、聖和女学院は4年ぶり3度目。
 コロナ禍で中止になった県高総体の代替大会として開催。例年、1、2年生チームの大会として開いているが、今年は3年生も出場可能にした。検温や消毒、観客席は間隔を空けて、拍手だけの応援など感染症対策をしながら実施した。
 男子決勝は佐世保南と大村工が対戦。佐世保南は第1セットを25-18で先取後、第2セットを23-25で落としたが、最終セットはリベロ古川、OP吉村らがつないでエース入来にトスを集め、25-18で振り切った。
 女子決勝の聖和女学院-九州文化学園は、九州文化学園が第1セットを25-19で先取した。聖和女学院は第2セットを25-19で取り返すと、最終セットはWS中嶋、田口、MB山下らが得点を重ね、25-20で競り勝った。

【女子決勝、聖和女学院-九州文化学園】第3セット、聖和女学院のWS中嶋がスパイクを放つ=島原復興アリーナ

© 株式会社長崎新聞社