北米仕様って妙にカッコいい! トヨタ ハリアー北米仕様「Venza(ヴェンザ)」2021年モデルの概要が明らかに

トヨタ ヴェンザ 2021年モデル[トヨタ 新型ハリアー(4代目) 北米仕様] TOYOTA Venza LIMITED[AWD]

北米仕様のハリアーは2.5ハイブリッド+四駆の一択!

北米トヨタは2020年7月22日、2021年モデルの新型Venza(ヴェンザ)の概要について発表した。

新型ヴェンザは、6月に発売された新型ハリアーの北米版。2.5リッターダイナミックフォースエンジン+THS II(トヨタハイブリッドシステム)の1機種のみの設定で、全車がAWD(四輪駆動/E-Four)と組み合わされる。燃費は39MPG(EPA複合モード:約16.6km/L)。

今のところ、日本仕様のハリアーに設定される2リッターガソリンエンジンや、TNGA GA-Kプラットフォームを共有する北米モデル「ハイランダー」などに搭載されるV6 3.5リッターエンジンなどの設定はない。

3グレードを設定し北米での価格は約345万円から

Venza XLE(中間グレード), Venza LE(ベースグレード)
Venza XLE(中間グレード), Venza LE(ベースグレード)

グレードはLE(メーカー希望小売価格:32470ドル/日本円で約345万円、以下同)、XLE(36000ドル/約382万円)、そして最上位のLIMITED(39800ドル/約422万円)の3タイプが用意される※。

なお新型ヴェンザは北米の生産拠点では製造せず、新型ハリアー同様に日本のトヨタ自動車高岡工場(愛知県豊田市)で生産され輸出される。

※1ドル=106.13円で計算/配送・手数料等1175ドル(約12万円)は別途

グレードやAWD表記などが日本仕様のハリアーと違う!

日本仕様のハリアーには見られないAWD表記, グレード名+HYBRIDのバッジが誇らしげだ
日本仕様のハリアーには見られないAWD表記, グレード名+HYBRIDのバッジが誇らしげだ

さて、北米仕様の新型ハリアーことヴェンザ。基本的にはハンドルの位置が右から左に変わっただけのようだが、テールテートの左にはVENZAの車名が貼られ、ハリアーとの違いを表している。そればかりか、テールゲートの右側にはグレード名とHYBRIDの文字が明記してあるのも特徴。日本のハリアーではグレード表記はなく、ハイブリッド表記も「HYBRID SYNERGY DRIVE」のロゴバッジのみ。

ヴェンザのハイブリッド表記はリアに留まらず、フロントの左右フェンダーにも貼られているのも北米仕様を見分けるポイントとなる。それだけ北米ではトヨタの“ハイブリッド”がヴェンザのユニークポイント(推し)ということなのだろう。

アメリカからこれらのエンブレムを輸入して、日本でハリアーに貼ってみるのもまたオシャレかも!?

[筆者:MOTA編集部/写真:トヨタ自動車・MOTA編集部]

こちらは日本仕様のハリアー, ハイブリッド表記はリアの「HYBRID SYNERGY DRIVE」エンブレムのみ
こちらは日本仕様のハリアー, ハイブリッド表記はリアの「HYBRID SYNERGY DRIVE」エンブレムのみ

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