子ども203人を「人間爆弾」に

イスラム過激派がナイジェリアで

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2017年5月、起爆せずに助かり、拘束されている軍施設を歩く14歳の少女(中央左)と20歳の女性(同右)=ナイジェリア北東部マイドゥグリ(中野智明氏撮影・共同)

 国連は24日、イスラム過激派ボコ・ハラムがナイジェリア北東部で2019年末までの3年間に、拉致した203人の子どもを使った爆弾テロを行っていたとの報告書を発表した。約8割が少女だった。大人の戦闘員が子どもの体に爆弾を巻き付けて雑踏に向かわせ、遠隔操作で起爆する手口で、国連は「人間爆弾」と非難している。

 ボコ・ハラムは14年に北東部ボルノ州で女子生徒276人を拉致し、解放を求めるキャンペーンが世界中に広まった。だが、過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う勢力も現れ、チャド湖に面した地域一帯を混乱に陥れている。