志村けんさんを見守ってきたディレクターを重岡大毅が「24時間テレビ43」で熱演

8月22~23日に放送される日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ43『愛は地球を救う』」(午後6:30〜翌午後8:54)は、“スペシャルヒューマンストーリー”として「誰も知らない志村けん -残してくれた最後のメッセージ-」(22日午後9:00頃)を放送することが決定した。

先日、惜しくも亡くなった“コントの神様”志村けんさんは、生涯を懸けて芸の道を生き、“笑い”を生み出して日本中に送り続けた。番組のスタッフや親しい人にも、極力“素”は出さないという自らのルールを貫いていた志村さんだったが、16年前のある出来事をきっかけに“マイルール”を変えたという。

今回放送されるヒューマンストーリーでは、そんな志村さんがテレビの前で見せることもなく、誰も知らなかった思い、そして志村さんと共に番組を作ってきたスタッフが目撃した知られざる姿を、ドキュメント映像とドラマ、さらに志村さんが愛した音楽を通して描いていく。

ドラマパートの主演は「24時間テレビ43」のメインパーソナリティーでもあるジャニーズWEST・重岡大毅が務め、志村さんの姿を長年見つめてきたテレビディレクター役に扮(ふん)する。重岡は「 今回、スペシャルヒューマンストーリーとして、主演のお話をいただいた時は、『とにかく頑張るぞ!』という気持ちと、『焦ったらアカン』という気持ちで揺れ動く、大変不思議な感覚になりました」と率直な気持ちを告白する。

また、「僕にとって志村さんは、老若男女から愛されるお茶の間の人気者で、『テレビつけたら、いつもいる』という、ものすごく温かいイメージがあります。今回、『天才!志村どうぶつ園』(同系)を始める時から志村さんとずっと共に歩んできたディレクター役を演じますが、志村さんに触れさせていただく中で、“職人”だったり“責任を背負い仕事を頑張る大人ってどういうことなのか?”を学ぶことができたらうれしいです」と語り、「ドラマとドキュメントと歌が融合する新たな試みでもあり、いろんな人に話を伺いながら、相談しながら、“ワンチーム”で動いていきたいです。僕なりのメッセージを届けられるよう、精いっぱい頑張ります」と意気込んでいる。

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