横浜M遠藤、独1部移籍発表 恩返しは「結果残して活躍」

ウニオン・ベルリンへの期限付き移籍が決まった横浜Mの遠藤

 J1横浜Mは25日、U─23(23歳以下)代表のMF遠藤渓太(22)がドイツ1部リーグのウニオン・ベルリンへ期限付き移籍すると発表した。期間は来年6月末まで。遠藤はクラブを通じて「人生の半分以上をF・マリノスで過ごし、たくさんのことを教わった。僕ができる恩返しはドイツで結果を残して活躍することだけだと思っている」とコメントした。

 横浜市出身の遠藤は突破力に優れるアタッカー。中学生年代のジュニアユースから横浜Mでプレーし、2016年にトップチームに昇格した。昨季は33試合7得点でクラブの15年ぶりのリーグ制覇に貢献。「不安もあるが、一切逃げるつもりはない。どんな壁に当たっても泥水をすすって何かをつかんでこようと思っている」と初の海外挑戦へ強い覚悟をにじませた。

 28日午後7時半から動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」のクラブ公式チャンネルで、ファン、サポーターに向けたあいさつを行う。

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