中国企業が建設のラゴス-イバダン鉄道、年内運行開始へ

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中国企業が建設のラゴス-イバダン鉄道、年内運行開始へ

ナイジェリアのラゴスでラゴス-イバダン鉄道の体験乗車に参加した地元の人々。(2019年12月18日撮影、ラゴス=新華社配信/陶春海鳴)

 【新華社アブジャ7月27日】中国鉄道建設大手の中国鉄建の子会社、中国土木工程集団はこのほど、同社がナイジェリアで建設を請け負うラゴス-イバダン鉄道を世界に紹介する公開イベントを開催した。現場の作業員の生活を多面的に垣間見ることができる。

 「未来に向けた協働」をテーマとした同イベントは、短編動画の「VLOG(ブイログ)」やライブストリーミング形式で配信された。建設プロジェクトの対外連絡担当者、ヤクブ・アドギエ氏が案内役を務め、バーチャルツアーに参加した世界の視聴者にラゴス駅のロビーや運転指令所を紹介した。

 ラゴス-イバダン鉄道は、西アフリカ初の近代的な複線標準軌鉄道として、ナイジェリアの商業中心地で港湾都市のラゴスと北東のイバダンを結ぶ。総延長は156キロ。ラゴス-カノ鉄道近代化プロジェクトの第2区間でもあり、建設が完了するとナイジェリアを横断する1300キロ以上の近代鉄道が誕生する。

 ラゴス-カノ鉄道の最初の区間は全長186キロのアブジャ-カドゥナ鉄道で、2016年に開通した。

 アドギエ氏によると、ラゴス-イバダン鉄道は年内の運行開始を予定しており、これにより2都市間の移動は2時間未満に短縮される。交通渋滞の緩和や商品輸送の促進、沿線都市の経済発展などが見込まれる。また、ラゴス駅は最大6千人の乗客が利用できる設計となっており、その規模は西アフリカで最大だという。