阿佐ケ谷駅で視覚障害者が転落死

東京、ホームに防止ドア設置なし

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 東京都杉並区のJR阿佐ケ谷駅で26日午後、視覚障害がある自営業吉本充伸さん(51)=東京都小平市=が総武線のホームから線路に転落し、電車とホームの間に挟まれて死亡したことが27日、警視庁杉並署への取材で分かった。現場に転落防止のホームドアは設置されておらず、同署は誤って転落したとみて調べている。

 杉並署によると、事故は26日午後2時45分ごろ発生。駅ホームのカメラに、吉本さんが点字ブロック付近を歩き、足を踏み外して転落する様子が写っていた。自力でホームによじ登ろうとしたが、電車が進入。運転士は「非常ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。