永瀬廉が青春エピソードを披露。「千葉の海に男3人で行って、朝まで話した」

8月14日に全国公開される映画「弱虫ペダル」のキックオフイベントが東京・秋葉原UDXで行われ、主演の永瀬廉、共演の伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、竜星涼、栁俊太郎、菅原健と、三木康一郎監督が登壇した。

永瀬演じる小野田坂道が、地元の千葉から秋葉原までママチャリで通っていることにちなみ、劇中で使用したママチャリに乗って登場した永瀬は、「またがった瞬間、坂道に戻った感覚になりました」と笑顔を見せた。

この日の会場である秋葉原について「坂道にとって、この秋葉原は思い出深い場所でもあります。僕には深い思い出がないのがすごく残念なんですが、(イベントを)秋葉原の楽しい思い出にしたい」と永瀬が語ると、“秋葉原トーク”の流れに。

「ガチャガチャが楽しかったです」とあいさつを締めくくった坂東に永瀬がツッコミを入れたり、その後も竜星が「メイド喫茶の女性に声をかけられました」と明かしたりした。すると「秋葉原トークは、マストじゃないので!(笑)」と永瀬が座長らしくフォローする一幕も。

本作のキャッチコピーである「青春を走れ。希望をつなげ。」にちなんで青春エピソードを披露したトークセッションでは、永瀬が「高校生の頃、千葉の海に男3人で行って、朝まで話そうということになって、レジャーシートにざこ寝しました。朝、雨が降ってきちゃって、3人でこうやって(頭の上に乗せるジェスチャーをしながら)レジャーシートをかぶって駅まで走りました」と語ると、伊藤も「免許を取り立ての頃に親友たちと海まで行った」と海つながりのエピソードを語った。また、坂東が、電車で一目ぼれをして3年間も片思いしていたことを明かすと、三木監督が「3年も?」と何やらボソボソ…。永瀬はすかさず「監督! 『気持ち悪い』ってマイクに通さずに言うってことは、ガチで思ってる?」とツッコミつつも「でも、いい青春だよね」と場を和ませた。

また、永瀬は「雨で撮影が休みになったから『暇だなあ』って言って、健太郎くんと鳴子くん(坂東の役名)と3人で猿田彦神社に行ったよね。恋みくじとかひいて…。僕は大吉でした」と撮影合間のエピソードも披露し、「雨が降ってきてコンビニで傘を買った」「その後、焼肉にも行ったよね?」と楽しそうに伊藤、坂東と当時を振り返っていた。

三木監督が「自転車のシーンは大変だと思ったので、CGを使うことも考えていた」と言うほどの過酷な撮影だっただけに、本物の自転車競技部さながらの猛特訓を行った永瀬。「そもそもやけど、CGって…」とCG案があったことには驚きの表情を見せつつも、「暑かったり、寒かったり、風が強いとかいろんな状況あってその中で撮影していたので、限界のその先に行っていました。完成したことで安心感もあるし、早く皆さんに届いたらなと思います」と公開への思いを口にした。

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